東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『娘とプールへ行く』

tokyomoon2014-06-23

22日(日)。朝から雨だったけど、前から気になっていた近所の区民プールへ行ってみようと考える。そういう場所は、スイミングキャップが必要であることはなんとなく察しがつき、大体は施設内でも販売しているとは思ったものの一応と電話をかけてみると、「売ってない」と言われる。聞いておいてよかった。では、どこで売っているのかと尋ねると、「よくわからないのですが、きっと池袋のロフトとか」と曖昧な返事。思うにこれまでもかなり聞かれたと思われる質問だと思うのだけど、そういうものなのか。ひとまず電話を切って思案し、もしかしてと100円ショップに行ってみると売っていた。驚いた。まさかぁと思ったけれど、行ってみるもんだなぁ100円ショップ。まさかスイミングキャップが売っているとは思わなかった。とはいえ、そこはまぁ100円ショップ。大人から子供まで1サイズしか売ってない。なんにせよ娘の分と2つ購入。「216円です」と消費税8%で言われ、そりゃそうなのだけど久しく100円ショップで買い物をしてなかったもので、というか8%になってから初めて100円ショップで買い物をしたので、すこしばかり新鮮な気持ちで金をだす。

それから雨の中、雑司ヶ谷スポーツセンターへ。人はいないかと思ったけど子供を連れた家族連れがそこそこいた。あとは年配の男性が一人で来ていたり。いわゆる普通の25mプールで、一番端のレーンに子供用の足場があり、そこで歩いたり泳いだり。娘にとっては親におんぶしてだったりビード版を使って泳いでみたり(もちろんまったく泳げないけど)することが愉しいようだった。ただ、たまに子供用の足場からはみだしてしまったり、ビート板をひっくり返したりして溺れたようになると当然泳げないのでびっくりしたような感じになる。慌ててこちらも助ける。少しも眼が離せない。1時間ほど泳いで(歩いて)あがる。

外へ出ると雨がほとんど止んでいた。嫁とも合流して、鬼子母神の商店街にある中華料理屋で昼食。僕は大体中華料理屋へ行くと、肉野菜定食を頼むのだけど、そのお店の肉野菜定食は美味しかった。娘が餃子を食べたいと言ったので頼んだけど、一つ食べるともう要らないと言う。自分の定食を食べ、嫁が食べきれなかったラーメンを食べ、娘が食べきれなかった海老チャーハンと餃子を食べ、やたらと苦しくなって帰宅。帰り路、近所の家常さんたちとばったり会った。娘は自慢げに泳いできたと言ったけど、どういうわけか「背泳ぎをしてきた」と謎の発言をする。背泳ぎはしてない。にしてもどこで背泳ぎなんて言葉を覚えたのか。

娘とテレビを見ながら寝てしまった。夕方、目覚めるともう雲間から晴間が見えた。買い物がてら近所のスーパーへ娘と出かける。夕暮れの町はのどかで、娘と散歩がてら歩いていると時間が引き延ばされているような感覚になる。近所の神社にお参りしていると、住み着いている猫が数匹顔をだしてきた。若者が鳥居の前で携帯をいじくって友達同士で話をしている。僕らもゆっくりと歩いている。

夜。娘を寝かしつけたらそのまま一緒に寝てしまった。


23日(月)。朝から快晴。娘を幼稚園に送ってから、猫のみぞれを動物病院へ。一年に一度、夏になる前に伸びた毛をさっぱり刈ってもらってる。今年もその季節。かつて住んでいた板橋の家の近所の動物病院。引っ越したあともトリミングだけはここでやってもらっている。その病院までは自転車で行ったのだけど、行く途中でなんだか雰囲気のいい公園を見つけた。にしても昨日とうってかわって日差しが夏のような朝。自転車で走っていると汗ばむ。

猫を病院に預けてから会社へ。あと2駅で会社というところでふっと寝てしまって気がついたら1駅通過してしまった。寝過ごした。昨夜は娘と一緒にずいぶん寝たのにやけに眠い。水泳の疲れがとれてないのか。体力が落ちている気がする。夏に向けて少しは鍛えなければ。

夜は肌寒いほど涼しい。帰宅すると猫のみぞれが良い具合に刈られていた。夏は涼しかろうが、今日は少し肌寒いか。