東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『こんなときだからこそ笑っていくしかない』

tokyomoon2014-12-15

衆議院選挙が終わる。希望が持てるような部分もあるにはあったけれど、なんにせよ与党のみで過半数を取れてしまっている以上、いろいろなことが一気に進んでしまいそうな心配がある。なにせ、総理自ら憲法改正に意欲的であると公言したわけで、これから先がどうなるのだろうかと心配になる。ただ、心配してばかりでもいられず、前向きになるしかない。


昨日は仕事で佐野市に出掛けていた。早朝から都内を出発した。気温は10℃以下だったけれど、風が吹かなかったからかろうじて寒さからは逃れた感じ。空が広い。なんだかずっと空を見上げてしまう。仕事が終わると電車で帰京。少しばかりあまり行ったことが無い場所を電車で走っているとなんだか旅をしている気分になる。池袋まで戻ってきてそこから家に向かって帰る。鬼子母神に寄って大公孫樹を見ていく。何百年もそこにある。もっと深刻でどうしようもない事態も見てきているんだろう。まだまだこれくらいのことでめげている場合ではない。その後に寄った大鳥神社では、近所の子供たちなのだろうか、4人の女の子が箒で落ち葉を掃いていた。何か楽しそうに話をしながら箒を履いている。そういう光景を見ていると少し気分が落ち着いた。


1日戻って、土曜は娘が通う幼稚園のクリスマス会だった。園児の子たちが、キリストの誕生を芝居で発表。キリストが生まれることを天使たちが羊や鳥、人々に伝える。それを聞いた人や動物たちはキリストに、何かモノを差し出す。それを「ありがとう」と言って受け取る。贈与の関係。それは一方的なものではなく、与える者もまた何かを得るのだろう。娘は羊を演じて、練習した通りなのだろうか、上手にお昼寝をして、きっかけがくるときちんと起きていた。他の羊を演じる子たちがきっかけで起きないと「起きなさいよ!」と注意をしていて、それがなんだかおかしくてお客さんたちは笑っていた。


クリスマス会が終わった後、近所で行なわれていた餅つき大会に寄って少し餅を食べたり、昼食にでかけたりしてから、期日前投票へでかけた。その場所が結構混んでいたので少し期待をしていたのだけどなかなか投票率が伸びなかったのが残念だ。


ニュージーランドで暮らしている友人からFacebookのメッセージでやりとりをしているのだけど、日本の状況を知らない友人に、選挙結果を憂いてしまった。海外に暮らす人たちから見るとどう思うんだろうな、この国の状況は。


いや、もう気落ちするのは終わり。切り替えていこう。というわけでなんとなく録画していた『THE MANZAI』を観る。といっても途中からしか録ってなかったので最初の方は観てないんだけど。『トレンディエンジェル』と『馬鹿よ貴方は』が面白かった。もちろん現場の空気というものがあるだろうから、それはテレビ越しで観るのとは少し違うのだろうけど。少し元気でてくる。風邪も治りつつある。