東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『不意をつかれると驚く』

tokyomoon2014-12-16

曇りの朝。目を覚ますと八時を過ぎていて、いつもだと嫁さんが怒って起こしにくる時間だったのだけど来なかったのでどうしたのかと思ったら、娘の幼稚園が昨日で今年が終了になっており今日から冬休みに入っていたらしく、それで朝がゆっくりだった。とはいえ、遅く起きるのは怒られるのだけど。


目覚めると、娘が僕の携帯をいじって表面に貼ってあるフィルムをいじくって空気をいれまくっており、少し強めに怒ってしまった。カッとしてしまったのは良くないなぁと反省。


曇り空の中、会社へ。予報では雨が降るとのことで傘を持ってでかけたものの、電車内で誰も傘をもっておらず不安になる。が、しばらくすると寒さがまして雨が降ってきた。すこしばかり「よし」と思うけど、寒いのは辛い。


仕事のご縁で、とある映画の試写を拝見させてもらう。地面からグァーと非常に高いところまで上がるクレーンショットがあり、こんなクレーンがあるのかとびっくりする。あとから聞いたら撮影用のクレーンではなく工事用の重機を使用したショットだとか。なるほど。そして映画の最後に1人の女性がワープロを打っているシーンがあり、そこにもう1人別の女性がフレームインしてくる場面があるのだけど、そのフレームインの唐突さが驚きを誘う。ワープロを打っている正面からのショットから、サイドからの画に変わったとき、何か動きがあることも想像できたかもしれないのだけれどまったく不意をつかれた。


それと「シネマスクエア」という雑誌で『この世で俺/僕だけ』の主演お二人のインタビューが載っており、それを本屋で読んだ。素人が書いた脚本と書かれていて、それはまぁその通りだからなぁと思いつつ。確かにキャスティングの際に、俳優の方にこの台本の経緯を説明するのは大変だったのだろうなぁと。いずれにしても、いろいろな方のお力で驚くような俳優の方々が参加していただき、劇場公開に至っており、そのことは本当に有り難いことであります。お二人の対談は、敗者について書かれた話だと語ってくれており、そういう風にちゃんと見るところを見てもらえているのも有り難い次第でした。