東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『一つ、ホッとして』

このところ、とある仕事のことが頭から離れず、何かあればそのことを思い出し、考え、逡巡する日々。で、そのことと関連する諸々が追加で増えていき、いろいろと悩ましい。この仕事の難しいところ。

で、その仕事に付きっきりとばかりはいかず、他の仕事もいろいろとやる。年末進行的に入ってくる仕事や、日常業務、やらねばならぬ業務などがいろいろとてんこ盛りとなる。ただ、自分でもよくわからないけれども、謎のワーカホリックモードに入っており、常に仕事のモードで、仕事をすること自体はそれほど苦ではない。が、老いてきているのか、集中力は本当に落ちている。せいぜい3時間くらいがやっとで、19時を過ぎると、あんまり考えること自体が出来なくなってきている気がする。単純に昼ご飯を食べてないことも影響していると思う。

仕事モードなので、これまでは「まぁいいか」と思ってやらなかったことも少しでも積極的に動くようにしてみる。何かにつながれば。自分から変わらねばならない。

そんな中、田原総一朗さんの日記を読み、明治維新近くから数えると、太平洋戦争までの戦前が77年、そして戦争を終えた戦後と言われる年が今年で77年らしい。そして、そういった節目ということもあり、日本の近代から現代を振り返る『日本という国家』という本を書いたということで、それがやけに気になった。出先での仕事をしている近くに本屋があったので行ってみる。「売ってない」と言われる。こういう時、じゃあネットで、とシフトが出来ないアナログ人間。といってもこの日はもう夜も遅いので明日にと諦める。

仕事を終えて、ここしかないと、仕事の打合せをもうけて、正直ありのまま、仕事関係の人に話をする。そして、自分の考えも話す。話すというかうったえる。結果、ひとまず前向きな方向へ向かう。前へ進める分、退路は断たれた。後戻りできず。やるしかない。

仕事終わって外へ出ると、雨が降り出していた。まったく予報通り。感心しつつも、傘は持っていなかった。電車に乗り、地元の駅へ。どうしたものかと思ったら、駅に併設されている区民施設の「置き傘、自由にお持ちください」という傘立てに傘が置いてあった。「お借りしていいですか?」と係の方にたずねると「どうぞ」と言われる。有難い。傘をさして買い物。久しぶりにビールを購入。

帰宅して筋トレ。それからビール一杯。あっという間に酔う。でも、ホッとした。とてもホッとした。とはいえ、まだまだやらねばならぬこともある。