東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『やはり梅雨ははじまっており』

すっかり梅雨になってしまい、曇りか雨の日々。今日も雨が降るという予報があり、傘を持って仕事へ。傘を持ち歩くのも面倒だし、靴もいろいろ気にしなければならないのが手間だけど仕方がない。まだ5月中旬ということもあり、紫陽花はまだまだ咲き始め。とはいえ、綺麗に咲き始めている。飛鳥山のあたりの紫陽花が綺麗で、近くを散歩したいがはたして行けるだろうか。

昨日は久しぶりの『クレイジージャーニー』を観た。『バーニングマン』の興味深さは強制的な何か押し付けのようなものがなく、自由に開催期間の8日を過ごせるということだなと思った。きっかけが、失恋した出来事を忘れるために、海で彼女を模した人形を燃やしたという他愛も無さが良い。いつの間にか規模が大きくなったとはいえ、最後は象徴となる作り物の人型のオブジェを燃やして終わりというのもなんだか良い。そして、大麻についてのレポートも興味深かった。レギュラー放送は難しいのかもしれないけれど、また特番をやってほしい。

今日は渋谷のカフェで仕事。少し余裕があると思ったものの、やはりいろいろとバタバタとする。が、少し問題だったものが解決の方向へ進んだり、ちょっとホッとすることもある。仕事を終えてから本屋へ。小林信彦さんの『決定版 日本の喜劇人』が欲しくてそれを探す。とフラフラ探していると、中沢新一さんの『アースダイバー』の神社編という新しい本も見つけてそれも購入。読みたい本ばかりがどんどん増えていく。それにしても『決定版 日本の喜劇人』の分厚さよ。持ち歩くにはちと不便だけど、それでも読み始めると面白い。昭和史というか、日本のショービジネスの変遷もうかがえるようで勉強になる。

夜、雨が降り出す。今年の梅雨は長いのだろうか。家に帰り、動画を観ているとエルサレム旧市街地をレポートする報道配信があり、それを観る。生配信の良さはカットをせずにずっと撮りっぱなしであること。だからこそカメラが撮るそこの日常を少しではあるけれど感じることができる気がする。普段の、なんでもない日常を過ごす人がそこにいて、2000年以上前の遺跡の中で、遊ぶ子供たちや、談笑している大人がいる。穏やかだった。