東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『あっという間に中旬になって』

tokyomoon2019-01-15

気がつけば、1月も半ば。そういえば、日記を書いてないことに今更気付く。年始早々に仕事があったため、嫁と娘の2名で嫁の実家へ帰省。31日の新幹線はやはり混んでいて、1時間ほどホームで待ってから自由席へ乗る娘たちを見送る。それから改札を出ようとすると、見送るために購入した入場券は2時間で無効になるらしく、改札口を出る際にまた費用を取られた。一つ勉強になった。


というわけで年越しは家で猫たちと。ぼんやりと過ごす。帰省をする友人から預かっている猫もいたので、大所帯。昨年、一昨年は嫁と娘と年をまたぐ時間に地元の神社にお参りに行ったが、なんとなく行くのも億劫だったので映画を観ていた。それで就寝。翌朝、目覚めて気分転換に掃除機をかけて、洗濯をしてから、1日ということで映画を観に行く。『来る』にしようかと思ったが、どうにも年始から観る映画でもないのではないかと思う。なにせ血が出るし、人がわんさか死ぬし。それで『ボヘミアンラプソディー』を観る。クイーンのことはあまり知らなかったけど、それでも面白く観る。多くの人を魅了するアーティストというのは、その私生活もやはりなんとも面白い。(当然、脚色はされているだろうけど)。


正月はだいたい快晴で、いつも雲一つなく暖かい印象がある。少し余裕があったので、こういう時にと、関口教会へ。特に信仰はないけれど、あの建築それ自体が好き。改めて行くと、観光の人が数名出入りするだけで、教会内は静か。一番後部の椅子に座りぼんやりする。明り取りから日差しが差し込んでくる。それが教会の中央を照らす。大きな十字架が天井まで伸びている。音が一切ないかというとそういうわけではなく、換気扇の音が低音でブーっとなっているし、まばらに出入りする人の足音やかすかな話し声が耳に入ってくる。それが『静かさ』なんだなぁと思う。わりかしいろいろなことを考える。といっても深刻なことや過去を振り返るとかではなくて、この後どうしようかなぁ、とか読みかけの本の続きのこととか、たわいもないこと。そうやって考えることが徐々に頭の中からなくなっていき、なんだかぼんやりとした時間だけが過ぎて行く。気がつけば4、50分ほどそうやってぼんやりとしていたような気がする。それから喫茶店で本を読む。ゆったりとした時間。


その後は、そこそこ早い時期から仕事があり、あっという間に仕事モードに入った。というものの、昨年の9月から12月までの劇的な忙しさと比べるとまだ余裕はあるものの。それで、毎年のことながら、年明けに年賀ハガキをコツコツと書く。毎年、それほど多くない量なので、手書きで宛名を書く。裏面は毎年、娘に画を描いてもらう。昨年までは嬉々として描いていた娘だが、今年は、「なんで私が描くの」と不満をブーブーと言っていたらしい。まぁ、考えてみたらそうか。20枚くらいの年賀ハガキの裏面すべてに画を描くのだ、って親からの軽い圧力だな、確かに。


いくつか、映画を家で観る。
『淵に立つ』
台北ストーリー』
『キャロル』
どれも面白かった。録りためていた『このマンガがすごい』も観る。個人的には塚本晋也監督の話と山本美月さんの話が面白かった。監督の拘りと、ワンカットを撮るための探求。ドキュメンタリーの態で、焦点となる人物を中心に一話ごとにいろいろな一つのマンガを扱う。マンガ自体は、なんというかその人物を浮き彫りにする触媒のようで、突き詰めていくとその人物の何かしらに触れれるような感じになる。そんなドキュメンタリー的な面白さ。監督は松江哲明さん。そして、本も読む。


仕事の用事なのだけど、年明けはやけに浅草へ行く。浅草は人が多い。先日の三連休もとても人が多かった。歩くほどに、普段住んでいる町とは違う路地やお店が多く、面白い。


そういえば、伸びていた髪を切り、少しパーマを当ててみた。寝ぐせとか、朝、髪を整えるのが面倒でパーマを当てると楽になるのかと思ったが、美容師さんからは朝、ワックスなどで髪型を作ってくださいね、と言われてしまう。


三連休の時、娘の希望でアイススケートをしにでかけた。アイススケートをするのは何年ぶりだろう。覚えていない。最初は慣れなかったけど、なんとなく感覚をつかんできて、調子に乗って来たところで、思い切り転んでしまい、肘を痛打。最初はしびれていただけだったけど、腫れがひどくなり、少し動かすだけでも激痛がするようになってきた。しかも祝日で整形外科が開いていない。緊急外来で通うのもちょっと嫌だなぁと思ったので、家にあった市販の湿布と痛み止めを嫁に出してもらい、それでしのぐ。正確にいえば、しのげないほど痛かったけど、ひとまず寝てごまかす。翌日、仕事へ行ったあと、整形外科へ。速攻でレントゲンを撮られたけど、結論からいえば、ひびなどもなくまったく折れてないということで一安心。嫁に報告したら「つまらん」と言っていたが、まぁ、愛嬌ということで。