東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『過ごしやすい日曜』

仕事で少し早朝から出社。車で移動する際に、猛烈な雨。ワイパーを動かしてもダメなほど。いわゆるゲリラ豪雨というのか。あっという間に道路も雨が水たまりができるほど。びっくりするほど降ったけどしばらくすると止んで、午後には快晴に。

 

仕事を終えて、夕方に少し落ち着いたので少し新宿御苑へ。敷物をしいてゴロゴロしながら本を読む。陽射しが心地よく、そこまで暑くない。うとうとするけれど蟻がちょこちょこと身体の上を歩くのでそのたびに目が覚める。蟻からするとこんな巨大な生き物の前をちょろちょろするというのはどういう感じなのだろうか。危険だと思わないのか。それから習い事を終えた娘と嫁と合流し、夕ご飯を食べにいく。そこまでお腹が空いてないと思ったけれど、店に入ると途端にお腹がすき、バクバク食べる。

 

昨日が嫁の祖母の命日だった。嫁の実家のある山形県新庄市の新庄まつりの初日にあたる日。今年はコロナの影響で長らく続く祭りも中止。本来なら、土日も重なり人も多かっただろうに。せめてお囃子を練習したらしく、その映像が実家から届いていた。心地いい囃子の音。車を運転しながらその囃子を聴く。静かな通りに響く。

 

夜20時近くになる。風が心地よくと気持ち良い。これくらいの暑さだとちょうどいい。筋トレをしたりゆっくりしつつ、映画を観る。深田晃司監督『よこがお』。シチュエーションが滅入る。日本人独特の陰湿さというか、それがじわりと感じられて。向かいの家を張り込むように見守る主人公を電灯の明滅が照らしたり、陰影の強いライティングを配して登場人物の表情をわかりにくくすることでかえって不気味な印象を与えたり。画としてどきっとする強い場面がいくつも。

 

眠さもあったので早めに就寝。夜になっても心地良い気温。すぐに寝付く。