東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『新緑と寒さ一進一退』

月曜。日曜も働いているとあまり週の始まりという実感がない。切り替える感じもなく、ぬるっと仕事に入る。電車は混んでいる気がする。報道を見る余裕がないのだけど、大阪は大丈夫なのか。だけど、その姿は数週間後の東京なのだろうと思う。

とある仕事。新しいことというのは手探りでそれはやはり諸々難しい。多くの人が集まって作るモノは、なおさら。こちらの希望や想いと、向こうの考えは違うこともある。一対一でもコミュニケーションは難しいわけで、それが多数の人の集合となるとなかなかうまくはいかない。そういったとき、大事なのは、リーダーシップであり、一人の舵取りとそこに集う優秀な面々なのかもしれない。

以前に、松尾スズキさんが映画監督をやられていた際、インタビューかエッセイで、監督がクリエイターで、その役目が1名いればいい。あとは、そのクリエイターの想いを形にしてくれる優秀なスタッフとキャストがいることが、理想。みたいなことを書いていたけれど、その通りだろうなぁ、と思う。でないと、複数の人が介在する作品作りは難航してしまう。

そういったことで月曜の夜はなんとなく打ちひしがれて帰路へ。家に帰り、筋トレをする気持ちにもなれず、力尽きて寝る。

火曜。娘が早々に起きて出かける。ここ数日は僕よりもゆっくり寝ていたがどこへ行くのだろう。で、僕も仕事へ。寒さに負けて、ヒートテック復活。そのうえ、トレーナーで仕事へ。都内の車もそこそこ混んできている。

とりあえず、微妙に積みあがっている問題をコツコツと解決の方向へ、できる限り。やれることはやったかと思う。あとは日々なんとか対応していくしかない。

21時過ぎ。職場を出る。なかなか実家に帰れてない。母の風呂が気がかりで電話をかけると、月曜に少し風邪をひいて風呂は入れてないので気にしなくていいとのこと。少しホッとしてしまう自分がいるが、いやむしろ、風邪なら実家に行かねばならないのだろう。だが、しかし、仕事で夜遅く、家をでるのも早いので、そのあたり、いても仕方がないのかもしれないが。買い物とか必要だったら言ってね、といいつつ、電話を切る。家に向かって歩いて帰る道すがら、すっかり花が散った桜の樹は良い具合の新緑に。ここ数年、一番好きな季節ではある。だが、夜はまだ寒い。

今日は少し落ち着けたので、映画を観ながら筋トレ。そういえば、娘が早く家をでたのは始業式だったのだろう。考えてみたら当たり前か。学校も始まる季節。