東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『アメリアハートは若くして冒険への情熱を燃やしました』

陽射しが気持ち良い日。そういう時に事務所ではないところで仕事をすると気分転換になるけれど、結局、カフェでパソコン作業をしていると、外に出てのんびりできないのが残念に思えてしまう。まぁ、働かにゃならないのだけれども。

建物に当たる陽射しがとても綺麗で思わずぼんやりと眺めて写メを撮る。そんな写真ばかりが画像フォルダにたまっていく。

仕事の流れで青山墓地の近くへ。青山通りから一本道に入って少し進むと、意外と静かな通りに。住宅街もある。まぁ、このあたりに住むというのは、それっぽい人たちなのだろうけれど。青山墓地近辺だけ、やたらと空が広い印象。雑司ヶ谷霊園と似ている。

夜は結構遅くまで仕事。車を戻すため事務所へ向かう途中、原宿や渋谷も23時は人がほとんどいない。23時はまだまだ人がいる時間だったのだけど、本当にこの1年で時間感覚がかわってしまった。

少し寝坊した朝。晴れて気持ちが良かったので洗濯をする。風は少しだけひんやりしていた。

それから少しだけ時間があったので、久しぶりに新宿御苑へ。相変わらず事前予約制だったけれども、こちらには無敵の年間パスポートがある。パスポートを持っている人は事前予約が無くてもいつでも入れる。なんだかそれだけで特別な気持ちになる。というか、新宿御苑はパスポートを買うべきだと思う。なにせ年間でも2000円。4回行けばペイできるのだ。

パソコンで作業しつつも、時々ぼんやりする。近くの幼稚園の子たちが追いかけっこしている。空を見上げると、小さな鳥が群れをなして飛んでいる。雲が動くのが早い。半袖になってみると風の冷たさを少し感じる。鳥が群れをなすのは敵に襲われないようになのかもしれないけれど、それにしてもみんな間違えずによく同じ軌道で旋回できるなぁと感心する。

坂口恭平さんの『徘徊タクシー』を読み始めたけれど、これがとても面白い。夢中で読む。

で、また、パソコン作業をしようとノートパソコンを開く。デスクトップ画面に入ろうとすると、いわゆるスクリーンセーバーの画面に、いつも何か写真に文字が添えられているのだけれども、今日に限ってその文字がやけに気になった

アメリアハートは若くして冒険への情熱を燃やしました

誰なのだろうとふと思う。

夜。突然、大きな音の雷が鳴る。びっくりしたら、強めの雨がいきなり降りだした。天気予報では雨って出てなかったと思うのだけど。それにしてもびっくり。天気予報だと夜も急激に冷えるという。薄着できてしまったので、帰り道、覚悟をしていたのだけど、想像よりは寒くなかったのでホッとした。

朝、干してきた洗濯物は雨に濡れる直前に嫁さんが取り込んでくれたという。