東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『半そでの土曜』


朝7時15分起床、も、少しもたつき、5分ほど布団でぐずぐず。それから起きだして、朝食。晴れ予報だったので、布団を干す。

油断していたら、乗るべき電車が目の前で出発。仕事集合時間、ギリギリ。かろうじて間に合う。午前中、とある仕事。モラルは大切だけれども、気遣いが過ぎるのはよくない。良い意味で、全部、対等。同じように向き合うことが良いのだと思う。人間優劣無し。生まれや育ちは違うが、そこを何言っても、目の前にあることと向き合わねばならぬのは、皆一緒。

仕事終わって、外を歩くと、やたらと半そでの人を見る。さすがにそれはどうなのかと思ったけれど、歩いていると、確かに少し汗ばむ。時間があったので、新宿御苑へ。久しぶり。

入り口へ向かうと混雑しているのか入場規制をしていた。しかしパスポートを持っている私は無敵。チケットを購入できない人を横目にパスポートで入園。御苑園内は、桜が咲き始めて、色づいていた。桜が咲いている人気がありそうなスポットにはいかず、人けの少ない端の方へ。ベンチに座り、小栗康平監督の「泥の河」と「死の棘」のDVDに付いているブックレットを改めて、読む。刺激を受ける。

それにしても、御苑は気持ちが良い。半そでで今日は本当に充分。気が付けば、まくっていた腕が日焼けしている。

失敗したのは、普段、リュックの中に、小説か、本を何冊か入れているのに、今日に限って、小栗康平監督のブックレット以外もってきておらず、すっかり読むものが無くなったことだ。ぼんやりベンチに座り、空を見る。それはそれでこういうのも悪くない。

少しだけ、事務所に戻り、仕事をする。年度末でやらねばならぬことはある。経理的な処理で、3月までの売り上げを、年度をまたぐやつもまとめなければならず、そういう仕事が面倒だ。

仕事を終えて、渋谷まで歩き、夕飯にカレーを食べる。夜はやや肌寒くなる。渋谷へ向かう明治通り沿いの八重桜が色づいて良い具合。路上で缶ビール片手に楽しそうに歩いている人たちがいる。春、近し。

奥山和由さんのTwitterのたけしさんの「その男、凶暴につき」に関するつぶやきがスリリングだ。

https://x.com/teamokuyama2017/status/1773666430065557522?s=20