東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『秋の日曜』

朝、7時半過ぎに起きる。目が覚めたら雨が降っていた。元々予報でそうだったのか、知らなかったのだけど、昨日の感じから雨が降るとは思っていなかったので、洗濯をしておいてよかったと思う。

仕事で家を出るときには止んでいたので、有難かった。午前中から少し仕事。日曜から電車はそれなりに混んでいて、渋谷で乗換をしたとき、構内のアナウンスで「夕方から混雑が予想されます」と変なアナウンスがある。なぜかと考えたが、ハロウィン期間の週末だからかと想像できて嫌な気分になる。

一つ目の仕事は順調に終わり、二つ目の仕事で新宿へ。ここ最近の仕事でなのだけど、新宿近辺を歩く日々を繰り返す。そして、やたらと海外からの観光客の方が多いのも目につく。日本に興味を持ってくれることは有難いと思うものの、それにしても、みなさん、大きなトランクを抱えて移動している。そして薄着。パワフルだなぁと思う。

二つ目の仕事も終えて、少し古本屋で物色。なんとなく数冊、本を購入し、晴れていたので新宿御苑へ。入ると、こちらも驚くほどの人出。端の方のベンチに座り、買った古本の一つ、村上春樹さんの短編集「一人称単数」を読む。御苑の木々はやや色づき始めて、落葉している木もある。季節はすっかり秋。陽が出ていると半袖でも過ごせるくらい強い日差しだけど、陽がかげると途端に肌寒い。

閉園時間までいて、それから地元に戻り、仕事のメールをしたり、読書の続きをしたり。なんやかんやとするすると短編集は読み終えた。ひとまず、週末のハロウィンからは遠く離れて。