東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『陽に焼けて、肉を食う』

快晴。夏だなぁと思う空。もこもことした雲が良い。

掃除をしてから、外へ。仕事もありつつも、新宿御苑へ行く。陽射しの当たる場所で陽にあたりながら。そして、小説も読む。読みかけだった小田嶋隆さんの本。コンパクトで面白い短編。あとがきで、小説を書くことの面白さについて書いている。その素直な感想のような言葉が良いなぁと思う。いくつになってもいろいろなことを面白がれるようでありたい。小田嶋隆さんはこのあとがきを書かれたころには、体調も悪かっただろうし。それでも、後ろ向きなことは少しも書かれておらず、書くことの面白さを発見した喜びにあふれている。そうでありたいとつくづく思う。

そんなこんなで、汗だくになり、黒焦げになりながら、時間が過ぎていく。夏なので猛烈に暑いのは当たり前だけど、風が吹けば、木陰に入れば、外にいても十分過ごせる。特に夕方以降は風がとても心地よくて、ベンチに座ってぼーっとしていると本当に気持ち良い。まぁ、汗はかいているので、麦茶は大量に飲むけれど。

で、閉園ギリギリまで新宿御苑にいて、それから習い事をしていた娘と嫁と合流して、家族で夕食。外食しようと思ったけれど、家で焼肉を食べようということになり、近所のスーパーで肉を買いこむ。

煙をもくもくと出しながら、汗をかきつつ肉を食う。娘から学校の近況なども聞きつつ。映画部の活動のことや、クラスの子たちの恋愛事情なども。好きな子に告白した女の子がいたらしが、男の子たちが、その告白したことを大声で暴露する、など、どの時代も似た感じのあれこれはあるものだなぁと思う。

たらふく食べて、久しぶりに満腹。日焼けしてへとへとに疲れていたので、なんとなくぼんやりとした夜を過ごす。

テレビ東京の、かまいたちさんの旅特番を観る。途中、実景と音声のみで構成されている場面があったが、あれは何かしらの理由で画が使えない場面があったのだろう。

0時過ぎ、力尽きて眠る。