東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『御苑の日曜』

快晴。そして休日。心地よさに誘われて、新宿御苑へ。と、みんな同じようなことを考えるのか驚くほどの行列が。しかしそこはそれ。パスポートさえあれば、行列などに並ばずに入ることが出来る。素晴らしい。持つべきは新宿御苑のパスポートだ。しかも、5回行けば元が取れるというどこまでも破格のパスポート。

新宿御苑の芝は徐々に緑に色づいていて、目にも清々しい。そして、まだ桜なんか、桃色の花もちらほら残っていて、大勢の方がのんびりと芝生の上にいる。胡座を弾いて、Tシャツになり、ズボンも裾をまくり、寝転がる。陽射しが気持ち良い。本当はTシャツを抜いて、上半身裸になりたいくらいだけれども、まだ、さすがに周りの目が気になる。


『虚ろな革命家たち──連合赤軍 森恒夫の足跡をたどって』の続きを読む。森恒夫の学生時代の同級生らへのインタビューなどをしながら、彼らが内ゲバと呼ばれる暴力行為へ向かってしまったのかを考えるノンフィクション。すでに本人が他界してしまっている中で、本当のことは藪の中ながら、そうやって思考する著者の意志がとても素晴らしいと感じる。じりじりと汗ばむ陽気。とはいえ、暑すぎず心地いい。陽が暮れてくると風が少しでてきて、やや肌寒くなってきた。

閉園間際に御苑を出て、カフェで少しメール作業。なんやかんやと仕事もあるので働かねばならず。とはいえ、久しぶりに時間もあり、充実した日曜。