東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『夏みたいな一日』

朝から夏みたいに暑い。半袖で家を出る。考えてみると6月は衣替えの季節か。朝、仕事に行く前に、余裕があったので、少しだけ新宿御苑へ行く。なぜならパスポートを持っているから。平日の午前中、しかもまだ早い時間なので、人も少ない。木陰でぼーっとしようと思うものの、仕事のメールもする。

ベンチに座っているとき、年配の女性に声をかけられた。スマホで写真を撮りたいのだけど動画になってしまいやり方がわからないという。見せてもらうと、カメラが動画設定になっているので写真設定に切り替えてあげる。「なるほど、ありがとう」と言って女性はスマホを見ながらうんうんと唸っていた。たわいもないことかもしれないけれど、僕だって最近のアプリなどまったく使いこなせてないものもある。zoomにしたって最初はわからなかった。そんなこといったら、LINEも出始めのとき、ショートメールと何が違うんだと、ダウンロードを面倒くさがった過去もある。今となっては仕事でもほぼ必須のアプリになっている。

御苑を出るころには、陽もかなり高くなり、驚くほど暑い。夏の陽気。仕事が終わって、夜、会社を出るころにはようやく涼しくなってきた。湿気がそれほどなく、朝晩は涼しい。こういう暑さは好きだ。カラッと心地いい。

家に帰って筋トレをしていると、BSで『インディジョーンズ 魔宮の伝説』が放送しており、途中からだったけど観る。子供のころ、夢中で観てたなぁ。今、観るといたってシンプルな冒険譚。でも、それが面白い。あと、実はけっこうグロテスクなシーンも多い、が。トロッコのシーンからつり橋のクライマックスなんかもほんと子供心に、こんな冒険したいなぁと思ったも。『グーニーズ』もそうだけど、かつてはこういう子供が夢見れるアメリカ映画もたくさんあった。今は、こういう映画がそういえばないんじゃないかな。アベンジャーズやDCコミックなんかは、ヒーローものとしてはわかるけど、年齢は高めだと思うし、ヒーローものは冒険ものとはちょっと違う。あと、おそらくHD放送では初めて観た気がする。ヒロインがどろどろのマグマの中に落とされかけるのを救ったあと、熱気で頬が赤くなっているのをメイクで描いていたのだと、初めて気が付いた。SDサイズで観ていた時は、そういう微妙なところはわからなかった。あと、あれだ、日本語吹き替え、子役のキー・ホイ・クアンの声は、僕が子供のころにきいた田中真弓さんの声が良かったなぁ。良い意味で悪ガキ感がでていて。今回聞いた日本語吹き替えは、幼すぎるように聞えた。

そんなこんなで、気が付いたらリビングでうたた寝してしまっていた。目が覚めたら少し肌寒く感じて、寝室に行き、布団にくるまる。