東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『貴重な経験/実家へ』

月曜。というわけで、日焼けして顔や腕がだいぶ黒くなったものの、そのことに関しては『無かった』ことのように自らは触れない。もともとこのくらいでしたよ、と、いわんばかりの振る舞いをする。

火曜。仕事のことなので具体的なことは書けないけれど、少しは貴重な場所に入らせてもらった。小さい頃から何度か行ったことはあったものの、その内部に入ることが出来るとは思わなかった。第一声は「でかいなー」だった。映像を通して何度も観たけれど、やはり、その場所に行ってこそ感じる感覚というものがある。オンラインばかりではなく、だから、外に出かけたいし、何かに触れたいと思う。

水曜。打ち合わせで外へでたが、信じがたいほど暑い。少し歩くだけで汗が吹き出す。打ち合わせが終わってから、そのまま、埼玉方面へ。そして、途中駅で下車。単身赴任から久しぶりに兄が帰ってきた。何年ぶりかはわからないが、ようやく関東での仕事に戻れるとのことで。なんでも、テキパキとやる兄は、僕が把握してない母関連の手続きをやってくれて、印鑑証明と実印を持ってくるようにと指示を受けていた。それを、渡すため、お互いの近い駅で待ち合わせをしていた。

兄からすると、母は結構回復していて、良い傾向じゃないかという。兄はほとんど経過を見てないので、入院直後の羅列が回ってない頃しか知らなかった。それに比べたらたしかに元気だろうが、別のベクトルで問題が生じている。そのあたりは、接して理解していくしかないだろう。

兄と別れたあと、実家へ。駅について母に連絡をしたら「来るの?」と少し戸惑われた。体調が悪いから、うつすのではないかと心配がられた。すでに最寄り駅まで来ていたので行くよ、と伝えて買い物をして実家へ。家の中のレイアウトが少し変わっていて、母はリビングに布団を敷いて寝ていた。エアコンはつけていない。窓を閉め切っているので蒸し暑いし、なにか、なんとなく匂う。エアコンの不調が心配で点けれないという。あと、そもそもエアコンを点けると冷えるという。なんとか、この細かいところを心配する性分が少しでも解消されないだろうか。悩ましい。

二階の自室で筋トレ。窓を開けるがさすがに暑い。エアコンを点ける。古いエアコンで室外機がだいぶうるさい音を立てる。これに比べればリビングのエアコンはまだまだ十分持つのだけれども。悩ましい。