東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『映画の日、月の始め』

月始め。月曜。朝、少し寝坊をしたような気がしたけれど、準備は順調に終わり、いつもよりも早く家を出ることができた。娘が読み終わったという小説を渡される。パラパラとめくり、普段自分が手にするタイプの小説ではなかったけれど、これも縁かなと思い、読ませてもらうことに。少し早めに出社。仕事については、スムーズにできた部分と停滞してしまった部分がある。

夕方、用件があり外へでて、そのまま仕事を終える。それで池袋へ行き、久しぶりに映画館へ。映画の日だし。池袋のグランドサンシャインへ。中に入るのは初めて。『007 ノゥタイムトゥダイ』。チケットを購入したが、1400円だった。映画の日の値段設定がわからなくなっている。

映画のどこに比重を置くのか、そのあたりはよくわからないけれども、最近はもっぱら冒頭なのだろうか。とりあえず、個人的には、今回の007、冒頭の回想シーンのスリリングさや、石畳の街のカーチェイスはひたすら凄いと感じた。その後もあちこちで、多様なアクションシーンが満載だけれども、手をぬいているとかではないのだけど、冒頭の諸々がガツンが効いているせいで、良い具合のフィルターがかかって観れていたような気がする。最後の方で、ちょっと長回しでアクションシーンを撮るシーンがあり、それはまた、これまでの目まぐるしいカットの連続とは違う重厚さを感じて、「お」と思った。シリーズものというと、結局ところ、次へ続くのだろうという安心感があって観てしまう。ダニエルクレイグが主役のシリーズは今回で終わるとはいえ、007シリーズは続くのだからなぁと思って安心していたところに、まさかのラスト。そうきたかぁ。いずれにしても160分近くの作品だけど、充実。

23時過ぎ、映画館を後にする。久しぶりに映画の日に映画を観た。外はそれほど寒さを感じない。歩いて帰宅。