東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『偶然』

朝、快晴。まだまだ暑い。見上げると夏の雲で高いところまで雲が広がっている。少し歩くだけで汗が噴き出てくる。

事務作業その他。仕事で、とある電話。物凄くしっかりしていると思われた人に意外なほころびがあり、なぜ、そんなことをしてしまうのだろうと傍から見ると不思議で仕方がないが、当人にとっては、どうしてもそうせざるえない何かがあったということなのだと思う。悩ましい。

仕事を終えて暗くなってから事務所を出ても、まだまだ蒸し暑い。9月中旬とは思えぬ暑さ。帰りに渋谷で焼き魚の定食を食べて、カフェへ。本当は読書をしようと思ったのだけど、あまり集中力が続かない。

劇作家・演出家のケラリーノサンドロヴィッチさんのSNSで、9月12日が宮沢章夫さんがお亡くなりになられた日だと知る。1年前の出来事。偶然にしては不思議だけれど、娘が僕の本棚から、宮沢章夫さんの「演劇は道具だ」という本を引っ張り出して読んでいた。それまで手にも取ったことは無かったと思うのに、なぜだろう。タイミングがたまたまあったとしても、なんだか不思議だ。

帰宅して、少しぼーっとしつつ、思いつきで、映画「BABEL」をDVDで。夜の東京の描写はビルの灯りや、ネオンなどの光が多く切り取られる。周りから見ると、日本の、東京の夜は派手で明るすぎるのかもしれない。

深夜になり、ようやく暑さも和らいでくる。