東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『高松と櫻の園』

月曜の朝。普段通り目覚める。やや曇り。関西の方は不安定な天気らしい。

事務作業など仕事をいろいろと早めに終わらせる。とはいっても、終わらせた傍から別の仕事が出てきたりするので、終わりはない。契約関係の作業がどうにも手間で億劫。こういうのは好き嫌いがあるのだろうけれど、事務作業系の仕事が本当に苦手だ。

どういう理由かわからないけれど、Googleの地図を開くと、なぜかここ数日、四国は高松市が表示される。なぜなのだろう。それでボーっとそのあたりを見る。内海。行ってみたい直島や、尾道。かつて少しだけ行ったことがある牛窓や、徳島、淡路島もある。のんびりできるならこのあたりに数年暮らしてみたい。もしかしたら、それでその町が好きになったら、暮らせればいいなと思う。

事務作業を終えてから恵比寿駅へ。とある仕事で新幹線チケットを手配。自販機で。最近、次々とみどりの窓口が無くなってきている。まぁ、新幹線チケット自体も、もはやネットで購入する人の方が増えているだろうし、窓口や、なんなら券売機さえも不要なのかもしれない。

それからカフェでメール作業。外はまだ蒸し暑いのに、カフェの中がやたらと空調が効いて寒い。閉店までいて、歩いて帰宅。

ふと、中原俊監督の「櫻の園」が観たくなる。原作漫画の大筋は活かしつつ、舞台「櫻の園」の上演されるまでの2時間にストーリーを集約した映画は、独立した一本といって良いと思う。いくつかの原作の中の重要なストーリーは端折って入るものの、大人にとっては毎年やってくるだろう桜の季節の、学校の創立記念日だが、高校3年生にとっては、生涯でこの日しかなく、もう二度と戻ることはない日。これはこれで面白いよなぁと思う。

そんなこんなでまだまだ蒸し暑い日々が続く。