東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『夜に映画』

最近、「わたくし94歳」という名前のTwitter(とはもう言わないのか)を見つけて、ツイート(とも、もう言わないのか)を拝見している。戦争を体験し、被爆も経験された方の簡潔な言葉は重い。

https://x.com/iam90yearsold/status/1689177915639123968?s=46&t=Mcy9vrukwJptXMNKAt23VA

このツイートの一連の被爆体験の壮絶さ。だけど、140文字というSNSで、ご自身の言葉をできるだけライトに発信されようとする姿勢が素晴らしい。言葉がとても若々しく、この名前の通り、94歳なのだとしたら、本当にお元気だと感じる。年齢ではないのだなと思う。気持ちの問題だろうな。母にこういった気持ちを抱いて過ごしてもらうにはどのようにすべきなのか。悩ましい。

朝、外に出ると、雲の動きが早い。台風が抜けたのかなと思い、洗濯物を外に干したが、朝9時過ぎに雨が降るという予報を知り、泣く泣く洗濯物を室内に干し、出社。事務作業デーとして、出来る限り、事務作業を行う。

と、午後に強い雨。で、すぐに止む。みたいなことが起こる。どうなっているのだ。ニュースを調べると、静岡近辺で新幹線が停まっていたが、いつの間にかそれが大阪まで、そして、東海道線全線が運転見送りになっていた。怖いなぁと思いながら、私はクラフトコーラをグビリと飲んだのだった。

朝から事務作業をできるだけやり、結構な作業を終えた。夕方にはクタクタになる。昼夜兼用の食事で、思わずラーメンを食べる。お腹いっぱい。

夜。仕事のご縁もあり、レイトショーで映画を観る。どのような形でも、こういう画を撮りたいという想いが見える作品は良いなぁと思う。技術的なところはお金とスタッフが増えればきっとなんとかなるのだろうけれど、根幹の部分はクリエイターの想いだと思う。

ワンシーンの画にこだわり、ロケ地、美術、照明、画角、役者の動きを作っていくことで、あとはもちろん、撮影当日の気温や様々なことの積み重なりで、印象的なシーンが現れる。

商業的なところではなく、何かそういう作り手の衝動のようなものがものづくりの豊かさを教えてくれる。

映画館を出て、風が吹いてるものの、蒸し暑さは続く。

台風の影響で新幹線が停まっており、大阪から帰る仕事関連の人たちが帰るのに苦心していた。23時頃。東京へ向かう新幹線が動き出すという。そこから3時間半としてもかなりかかる。無事に帰れるのだろうか。