東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『強い雨が降った月末』

朝、7時40分起床。朝食を食べて職場へ。移動中、「終わりに見た街」を読む。タイムスリップした昭和19年に、慣れようとしつつ、しかし、その時代を素直に受け入れることに葛藤する姿を読みつつ。それにしても戻れるかもしれないという望みはまったく無く、昭和19年の中で当たり前のように時間が過ぎていく無情さ。自分が同じ立場になったら本当にその運命を憂うと思うが、それで、その場でもじもじしている余裕など無い熾烈さたるや。

午後に出先で打ち合わせがあったので、早めに事務作業を片付ける。が、当然、それはすんなりは終わらない。

そのまま赤坂近辺で打ち合わせ。青山一丁目駅から歩いて移動。平坦な青山通りの道が、急に、ぐいっと坂道になる。歩くと猛烈な暑さ。打ち合わせ場所のオフィスビルへ入ると、効きすぎの空調。エアコン苦手とはいえ、日中の暑さの中、歩いていたので、涼しさが心地いい。

で、打ち合わせ。まだ先のこと。目の前でちょっとびっくりするようなお金の話になるが、ビジネスとはそういうものなのか、話は進んでいく。打ち合わせを終えたあと、せっかくだからと赤坂で飲むことに。まだ明るいうちから飲み始める。

その居酒屋のテレビでオリンピックが流れている。オリンピックにまったく興味が沸かないので初めてニュースで目にしたが、やはり、どうにもこういったスポーツは、どうしてもビジネス、政治的な側面を感じざる得ない。一生懸命この大会のためにトレーニングを費やした各国の選手たちが、それぞれに成果を発揮できる場であることを願いつつ。まぁ、観ないけど。

すると、外があれよあれよという間に曇り空、で、いきなり猛烈な雨に。そんな天気予報だったっけ。雨雲レーダーを見ると、天が怒り狂っているのかというぐらいの真っ赤な気圧配置。かなり局所的。とりあえず、雨宿りを理由に店に居続ける。

雨が止んでお店を出たのは20時過ぎ。外は雨のおかげもあり、やや気温が低く感じる。帰宅して一息つくものの、さすがに筋トレをする気にはならず。少したまったメールを返信して、就寝。