東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『フラフラと歩く猫』

火曜。朝、少し肌寒くて目が覚めた。雨はあがっていたけれど気温はやけに低かった。仕事で少し早めに準備をして出かける。

日中は陽が射すと、それなりに気温も上がったけれどそれでも普段に比べるとかなり過ごしやすい。仕事を終えてから職場を出て、少し空を見上げる。19時過ぎてもまだ日は残っている。雲がゆっくりと動いていた。空の上の方は結構な強さで風が吹いているよう。心地いい。歩き始めると少し暑さを感じた。

ふと、東京カランコロンという好きだったバンドのことが気になりSpotifyで聴く。『ラブ・ミー・テンダー』という曲が好きだった。今、何をしているのかとネットで調べると解散をしていた。驚いた。それぞれ考えもあってのことだと思うのでこればかりはどうしようもない。それでまた空を見上げる。

最寄り駅に着き、買い物をして帰る。と、家の目の前の路地を地域猫が一匹歩いている。のんびりとした速度。少し瘦せている。単純に弱っているのかもしれない。以前に少し世話をしていた(といってももっぱら嫁が、だけれども)地域猫のことを思い出す。僕が近づいても逃げる様子も無い。家とは反対方向に歩いて、少し進んでからこちらを振り返った。

家に帰る。嫁と娘がテレビでオリンピックを観ていた。卓球、新体操、ソフトボール、そしてオリンピックのニュース、と、オリンピックばかりをザッピング。個人的には他のテレビを観たかったがまぁ特に何も言わず。とはいえ、ソフトボール、7回裏を0点で抑えて勝利するとやはりどこかで嬉しい気持ちが生じる。この感情をどう捉えればいいのか。

夜。ぼんやりと録画していた『古畑任三郎』を観て寝る。