東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『雨の土曜、快晴の日曜』

雨の土曜。せっかくの休みなので、どこかへ行こうとなり浦安のスーパー銭湯へ。電車に揺られて向かう。その場所自体は、よくある最近の至れり尽くせりの銭湯で、風呂場にはアカスリ、岩盤浴、風呂を出ればマッサージが多種多様にあり、どこに目を向けても別途料金の嵐。水着で混浴で入れる露天風呂があり、みんなで雨が降り、風が吹く中、つかる。一度あがってから、日々の疲れがたまっている嫁氏がマッサージを受けている間に、僕と娘子は休憩室で昼寝。で、起きてから再度風呂へ。僕はサウナで汗を流す。ダラダラと汗を流すと気分がいい。なんやかんやで猛烈な雨風の一日は風呂で過ごした。


まるで、台風一過のような快晴の日曜。とはいえ、僕は仕事。2つの現場を行き来してなんとなく仕事しきったぁという案配。で、今はどこへ行くにもノートパソコンを重宝する。無線LANが飛んでいればすかさずそこでメールを送る作業をする。今回は、人様のポケットwifiを拝借しての作業。いやはや便利だよポケットWi-Fi。それにしてもWi-Fi。それが無いところでも、ノートPCでWi-Fiを探ろうとすると、だいたい何かをキャッチする。携帯の電波にしてもWi-Fiにしても、目に見えないなんやかんやがいろいろと飛んでいる世界。


そして、家では嫁氏と娘子が、遊びにきた我が母と鬼子母神の手創り市に行ったそうな。ここ最近、毎回来ているコーヒー豆屋さんがいて、そこのコーヒーが我が家のお気に入り。嫁氏はすっかり店主さんと顔なじみになっている。そこのアイスコーヒーが抜群に美味いのだけど、今回は売ってなかったそうな。もう季節は冬。

我が母が、昼食をごちそうしてくれたらしいのだけど、「何食べたい?」と尋ねると、娘子が開口一番「寿司」と答えたらしい。そんな2歳と5ヶ月の娘子。


久しぶりに読書。保坂和志さんの短編「コーリング」。とてつもなく心地いい文章。久しぶりにインプットした気分。保坂さんの言葉は本当に心地いい。

十代のせつなさやわびしさは、原因らしい原因も持たないし対象もない。だから他人はつまらないと一蹴するが、原因も対象もないからこそ逆に解消のされようもない。