東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『町を歩く、他』

tokyomoon2013-06-17

気がつけば週の始まり。先週の土曜は久しぶりに始発ででかける。本来ならば池袋から行くところだけど、なんとなく雑司ヶ谷駅から乗ることに。早朝の鬼子母神周辺は気持ちがいい。日が上がってくるとやけに暑く、久しぶりにフラフラと熱中症のような症状になった。


日曜。とある用事で家族で都電に乗って巣鴨新田へ。雨の中、歩き、用事をすませ、大塚まで歩く。娘子が「抱っこ」と甘えてくるのだが、雨の日だと傘をさしながらでさすがにきつい。それでも、娘子は「抱っこ」されたいようで、必死の思いでふんばる。いかんせん、重い。昼過ぎに家に戻ってきた時には、さすがに疲れて、眠りつく。3時過ぎに目覚めて、ひとつ謎のいいわけの電話を受ける。昨夜から電話をしていたのに、15時間以上経って「木曜まで出張でいません」ってそんな謎の理由でサービス業が勤まると思ってやがるのかと思いつつも、ひとまずはぐっと飲み込む。


午後になると雨がすっかり止んだので、改めて家族で近所を散歩。日が当たるけれど、穏やかに気持ちがいい。この日の散歩だけで、大袈裟ではなく、おそらく猫を30匹以上は見たと思う。猫、やたらといる。それが良いのかどうかと言われると分からないけれど、猫が身近にいる生活は愉しい。


夜は疲れたので、娘子を寝かしつけながら、一緒に寝てしまった。


月曜。そして映像演技の授業。その授業のために1シーンの台本を書いてみる。わずか2分程度のシーンのなかに、いわゆる『劇的』な瞬間を描いたのだけど、それを感情的に演じるわけではなく、抑えた表現で見せるための練習。自分たちで芝居をつくったものを発表してもらう。それをビデオに撮ってみんなで観る。少しばかりみんなの感想を聞きつつだったのだけど、もっと突っ込んで話をしようというところで時間切れ。2時間、短い。15名くらいの参加者とレッスンをするには2時間が足りない。うーん、もっとスピーディーにやれる方法はあるのだろうけれども。
まずは本人たちに実践させる。それを映像として見せる。共に考える。という状態が望ましいと思うのだが、どうしても時間がかかってしまう。結局、個々人の演技については、細かく話をしてあげれなかった。それが申し訳ない。もっといろいろ短くやるべきなのか。で、時間が過ぎてしまったのだけど、少しだけでも表現に触れてほしいと思い、レオス・カラックスの『ボーイ・ミーツ・ガール』を見せたのだけど、それも中途半端になったような気がする。うーん、反省。


そして、今、ちょっとばかり野暮用をすませて、こんな時間。

節目というか、人生折り返しに近づき、悩むことも多いです