東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『カラスが落ちてきた』

驚いたことが一つ。

今日は午後からの出勤だったので、午前中は娘と公園で遊んだ。気温が30℃近くになると予報で聞いていたので、暑くなるかと思っていたけれど、生温くはあったけれど、風が強かったのでそこまで暑さも感じなかった。木々がかなり揺れるほど強い風で、どこか「台風クラブ」を連想させた。


娘とブランコに乗ろうと思った矢先に、頭上から黒い物体が落ちてきた。カラスだった。すでに事切れていた。ものすごくびっくりした。なぜ、突然落ちてきたのかが分からなかった。真上には覆うくらい羽振りのいい桜の木があり、そこになんらかの理由で引っかかっていたカラスが落ちたのか、それとも急に空から落ちてきたのか、どちらにせよわからないのだけど、とにかく驚いた。


そして謎なのは、その後、なぜかその桜の木にとまっている二羽の別のカラスがやけに騒ぎだし、しかもその矛先が僕らに向かっていたことだ。最初はカラス同士の諍いかと思ったのだけど、それにしては鳴き声がおさまらないし、どうも視線がこちらを向いている。挙げ句、僕の顔スレスレを飛んでくることも数回あり、あまりに危険で早々に公園を飛び出した。映画『鳥』のような怖さだ。そんな最中、娘はケレっとしたもので、「カラスが〜しんじゃった〜」というオリジナルの歌をあっけらかんと唄う始末だ。なんにせよ、驚く。


とある件で、父にメールをし、その返事をもらう。なにか小言が書かれてあるかと思ったけど、そういうことは特に書かれておらず、理路整然としてはいる。父らしい、かしこまった感じで、おそらく仕事用のメールの書き方はこんな感じなんだろうなと想像する。それを息子にも使ってしまうような親だけど、最後にカタカナで「ガンバッテ」と書いてあるあたりに、素直に有り難い思いです。


ちょっとしたきっかけで2011年に仕事で作った作品を見返した。その当時、企画を考えたとき、何か少しだけでも、その関わった業界の人たちが作ってきたものと異なるものを作ろうとしてみた。果たしてどれほど響いたかはわからないけれど、できる限りはやったつもりだった。見返してみれば反省点も多いけれど。