東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『桜の季節』

土曜。仕事終わりで家の近くの法明寺へ行く。桜が今年はだいぶ長く咲いていて、もともと予定していた桜祭という行事(といっても屋台が少し出ているくらいだけど)が会期を延長して続いている。境内に入ると、日当たりがいいところは散っているけれど、まだまだきれいに咲いている。もう肌寒さは無く、桜を見上げていつまでもボーっとできる。

 

 

ご年配の女性の手を取りながら歩く中年の女性がいた。親子だろうか。ご年配の方は、手を引いてもらわないと歩くのが少しおぼつかない。手を引かれながらゆっくりと歩き、2人で桜を見上げる。娘さんと思われる中年の女性が、見晴らしの良い場所へ誘導して、それから手を離し、少し離れてスマートフォンを構える。ご年配の女性は少し照れくさそうにしながらも、カメラにピースをする。少し風が吹くと、桜の花びらがゆっくりひらひらと舞う。その場に居合わせた人たちは、その桜の動きをぼんやりと見上げる。

 

 

嫁と娘と待ち合わせをしていたが、なかなか来ない。連絡をしてみると手前の参道の屋台ですでに座ってくつろいでいた。缶ビールを一本飲みながらたこ焼きなどを食べる。それから娘が射的をするのを見る。景品に当たるには当たるがなかなか下に落ちない。当たるたびに店主さんは景品を棚の後ろの方にズラしてくれて、落ちやすくしてくれるが、それでもなかなかうまくいかず、結果、飴をもらって帰る。娘を寝かしつつ横になったら僕も寝てしまっていた。

 

 

日曜。仕事で早朝からでかける。朝の渋谷は人が少ない。日曜ということもあるのかもしれない。詳しいことは書けないが仕事で、神奈川ののどかな山の方へ行く。まだ桜が満開で、地元の桜祭りなるものも開催されているらしい。仕事じゃなければ立ち寄りたかったがそういうわけにもいかず。春の穏やかな快晴で気持ち良かったが、まぁ、なんにせよ仕事。で、一日仕事が終わり、仕事先の最寄駅から帰る。夜、遅い時間に見知らぬホームに1人。ぼんやりとする。都内へ向かう方面のプラットホームは人もまばらで静か。フェンス越しに見えるロータリーも静まり返っていて、そういうのがなんだか良い。急行で1時間で都内に着くらしく、意外に近くて驚いた。車内で爆睡。

 

 

月曜。とある件でいろいろな話をする。仕事の話からどんどん違うことへ。個人的にはお芝居のこと映画について話はすごく好きで、そういう話をゆっくりする機会が最近なかったなぁと思う。気がついたら終電間際になっており、慌てて帰路へ。地下鉄は乗り換えが間に合わなかったのでJRで帰宅。家に帰って嫁と少し口論に。たわいもないことでいろいろぶつかってしまった。二階へあがると足が痛いと泣いてる娘がおり、一緒に眠る。僕はすぐに眠ってしまったが、娘は大丈夫だったろうか。ひとまず朝は少し元気になっていた。

 

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