東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『カンガンスルレ』

少し早起きして車で仕事へ。普段より1時間くらい早いからか、道路の混雑は無い。雨が降るのかと思ったけれど、日中になると陽射しがでてきて気持ちが良い。暖かいくらいで、いつも11月はこのくらいの気温だったっけと思い返してしまう。

赤坂、六本木方面で仕事。合間に少し時間があり、外のベンチで座って仕事。外にいても寒くはない。打合せを終えて、17時半過ぎるともう日が暮れている。そこは冬。

カフェでさらにメールなど仕事。作業をしていると、ご年配の団体が7名くらいで入ってきて、大声で話している。何やら楽しそうだ。そして、関西の言葉遣い。自分のような方言を使わない者からすると、方言の語気の強さは少し委縮してしまうのだけど、この人たちにとっては気にすることではないトーンなのだろう。

店を出て、駅に向かって歩いていると、韓国料理屋の店名にふと目が行く。「カンガンスルレ」。なんか、どこかで聞いたようなフレーズ。でも、はっきり思い出せない。意味を調べると「満月の下で歌をうたいながら、みんなと手をつないで輪になって踊る」という昔から伝わる踊りなのだという。なんとも素敵なものだけど、やはり覚えはない。なぜ、この言葉に心惹かれたのだろう。

見上げると、やけに細い三日月。地元の駅につくと、少し雨が降ったようでアスファルトが濡れていた。でも、寒さはほとんど感じない。家でゆっくりしつつ、筋トレなど。