東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『雨が降りそう』

空が快晴でとても気持ち良く、雲がモコモコと大きい。いわゆる入道雲。青い空、白い雲。空が高く、広く感じる。こういう空が大好きで、つい、ぼんやりと眺めてしまう。

後から、今日は雨が降る、しかも強めの、というニュースを知り、空を見るのに浮かれて傘を忘れてきたことに呆然とする。結果的に、雨はかなり局地的だったようで、僕の仕事場周りや家の近くは降らなかった。それはそれで逆に日差しも強くヒリヒリと暑い夏模様。風が吹いて気温が下がると秋っぽい空気になるけれど、まだ陽射しは容赦なく夏。まぁ、まだ8月だし、暑くても良い。

仕事終わりに少し喫茶店で自分が書いた短編を読み返す。恥ずかしいような誤字脱字もあり、己の校正の甘さを痛感。基本の筋はこのままでいくとしても、物語としてもう少し膨らませようと考えつつ、細かい一つ一つの文章の甘さもなんとかしなければ。あえて繰り返しを意識した言葉もあるけれど、無意識に繰り返してる表現もあり、それがくどくもある。悩ましい。が、頭で考えてても始まらない。書き出してみる。正確には、パソコンで打ち始める。キータッチ。頭ではなく、手の、指の運動。

家に帰り、筋トレをしたりテレビを見てぼんらりしていると、窓の外から雨が降り出す音が聞こえてきた。ようやく雨が降り始めたらしい。空調をつけると肌寒いけれど、消すとまだ少し蒸し暑い。窓を開けていると少し雨の匂いがする。猫が窓際でじっと外を眺めている。