東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『夜更かしで1週間』

ここ1週間ほど、集中して専念した作業が、ひとまず終わる。自分なりに手応えあり。かつてあった言葉を、改めて書き直す。ただ、極力、かつての言葉はその温度を残して。終わらないように思ったけど、ギリギリで終わった。きっかけは都議選の結果に拠るところがある。消化不良だと思うからこそ、自分の立ち位置から考えて見ようと思う。ここから。


それにしても、徹夜ができなくなった。結局、完徹は一度もない、というか出来ない。眠くなると頭がフラフラしてきて集中力がなくなる。かつてもそうだったけど、いっそう弱くなった気がする。仕事の時間に若干食い込みつつ、ひとまず終了。


以下、覚え書きを少々。


22日(土)。演劇学校に通っていたころの同期2名がリーディングをするとのことで、連絡をもらい観劇。笹塚の小さなカフェにて。2人の演技を観るのは、それこそ演劇学校の頃に観て以来くらいだと思うけど、単純にうまい演技だなぁと思う。ただ、考えるところはある。感情の発露とか。演出だろうけれど、感情の溢れるばかりの演技をどう考えるべきか。一緒に観た、同じく演劇学校の同期Yさんと帰り路にその話をする。で、新宿でご飯。23時頃、また別の同期、Oも合流。くだらない話で盛り上がる。久しぶりに愉しい夜。あと、月がとても大きくて、それも良かった。


23日(日)。都議選に投票。その後、家常さんとYさんの誘いを受けて千駄木の『手創り市』を見に行く。雑司ヶ谷のは何度も行ってるけど、千駄木のものは初体験。場所共々新鮮。その後、家常さんたちに教えてもらった喫茶店でランチを食べてから、家常さんとYさんと根津谷中界隈を歩く。東京の寺町。散歩にもってこいの路だと思う。入り組んでるし、坂も多い。視界が歩くほどに変わる。歩くことは愉しい。で、いくつかカフェも巡る。入ったお店の方が、不意に娘にチョークを渡し、床にお絵描きしていいよと行ってくれた。水を得た魚の如く、画を書きはじめる娘。で、描いたパンダに驚いた。よく描けてるよ。結局、1日がかりで散策して帰宅。残念だったのは、予想外の雨が降りやがったせいで、せっかく干した布団がビショビショに。選挙結果を聞いて余計に残念な気持ちに。疲れて熟睡。


24日(月)。映像演技の授業。対話におけるやりとりを、個別に観ていく。久しぶりに演出めいたことをやる。そのせいか、終わったあとにとても疲れた。演技を集中して観ると本当に疲れる。だけど、必死に観なければみれないことがある。出来る限り伝える。それから西川美和監督の『夢売るふたり』の、主人公2人の会話のやりとり2シーンを見せる。出現する緊張感について。夜、書き始めねばと思いつつ、疲れて寝る。


25日(火)。夜、作業。3時過ぎに眠気が襲い、横になる。構成を考えつつ。再び朝起きだして書き出す。


26日(水)。正念場、と思いつつ、夜、やはり睡魔が襲う。25日のツケのようなものが回ってきた具合で、力つきる。


27日(木)。朝、焦りもありつつ、会社に行くと所内停電のため、出勤がいつもより1時間ほど遅れる。そのタイミングで、喫茶店で追い込み。で、夕方も休憩などの合間を見て、チェック。無事終了。


今に、至り、ほっとして日記を書く。そんな1週間。