東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『大雪の夜。愉しい酒宴』

夕方までは大したことないなぁと思っていた雪がみるみる積もって、一気に雪国みたいになった。今は、何やら風が強くなっている感じがする。これから雨になるのだろうか。明日は少し早くから電車に乗らなければならないのだけど、電車は無事に走ってくれるのだろうか。そんな矢先に東横線の事故のニュースも知る。代官山駅を使うようになってから縁がある東横線なだけに心配。


久しぶりに仕事の用件でお台場へ行った。埼京線からりんかい線という流れはかつて毎日のように乗っていた。慣れというものはあるもので、埼京線はJRの中でも好きな車両。


昨日、夜に一つ飲みの席に行った。今の職場で、映像演技のレッスンをさせてもらっていたのだけど、そこで教えてくれた研究生の子たちが飲み会をしてくれたのだ。諸々の事情があってブツ切れのように終わってしまったレッスンだったのに、こうやって飲み会をしてくれるのがうれしい。教えるなんて立場では無いし、話すことは毎回飛び飛びで、しかも自分の知っている限りのことを話すだけだったので、映像演技という枠で、しかも俳優を目指そうとする子たちに向けたレッスンになっていたかどうかがはなはだ疑問だった。反省が多い。

ただ、出来る限り話をした。何か少しだけで伝わってもらえたらなと思った。

飲み会は、それとは別に研究生たちがばーっと話しているのを聞いていた。愉しかった。授業を受けてくれている時は、わからない人となりのようなものを知ることが出来る。友達同士の会話というやつは面白い。で、なんというか酒の席のくだらない話というのはほんと、あれは面白い。


それで自分が芝居の勉強をしていた頃のことを思い出した。かつて僕も演劇の専門学校のようなところに1年行っていたけれど、その時、同期たちと講師の人とお酒を飲みに行ったりしていた。結構ワイワイやれたのは、終わり頃だったと思う。いや、もう授業自体は終了した後の方が、仲良くなっていたような気がする。教えてくれた講師の方とも飲みの席をがあったけど、何か真面目に話をするのが照れくさいというか、それで男たちは男たちでくだらない話をして、女の人たちは講師の方の前に集まって真面目な話をしていた。


まさか自分が教えていた子たちから飲みの席に誘われるようになるなんて。何が起こるかわからない。最後に少しだけ、目の前に坐った研究生の子から質問をされて、それについて少し思うことを話したけど、単純に話をするのや、話を聞くのは愉しい。うれしい夕餉でした。


明日も早いのでそろそろ休まねば。