東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『海へと』

朝、少し普段より寝坊しつつ、ふらふらと起きだして、朝食を食べる。娘たちが出かけた後、掃除機をかけて、キッチン回りや、トイレも掃除をする。それだけで汗だく。落ち着いてから、少し仕事いくつか。

天気だと曇り予報だったけれど、少し晴れ間も見えていたので、海に行きたいと思い、出かける。

東横線に乗ったら、相鉄線につながる電車に乗ってしまい、間違えてしまった。新横浜は元々東横線ではなかった。で、日吉まで引き返して、再び東横線に乗り換える。横浜からJRに乗り、さらに揺られる。時間はなんやかんや14時を過ぎてしまっていた。

鎌倉駅のホームにはたくさんの人がいた。さすが観光地。そこを通過して、逗子駅まで行く。お腹が空いたので、逗子駅のホームで蕎麦を食べる。

逗子駅から、海の方へ歩く。地元の人たちが自転車でふらっと走っていたり、地元のカフェで談笑している。のんびりしていて良いなぁと思う。まだ海開きをしているわけではなかったけれど、のんびりと砂浜で寛いでいる人たちがいて賑わっていた。

ほどよく陽が出てきて、気持ちが良い。個人的には、逗子は鎌倉や江ノ島に比べると、落ち着ていて好きだ。

持ってきた本を読みながら、少しぼーっとする。雲が晴れてきた。天気が崩れなかったのも有難い。陽が傾いてきて、バイクが一台、砂浜に入ってきた。降りてきた男性が、砂浜にテントをつくりはじめ、バイクから薪をおろし、慣れた手つきで火を起こし、Bluetoothのスピーカーで音楽を流しながら、お酒を飲み始めた。一人キャンプでもやりそうな雰囲気。周りをみると、そうやって砂浜でキャンプっぽいことをしている人がチラホラ。僕はこういうグッズを全然持ってないけれど、こういうのも良いなぁと思う。

陽がゆっくりと沈んでいく。空が赤くなってくる。子どもが波打ち際で、遊んでいる。濡れないように波が来たら逃げている。久しぶりにゆっくり出来た。

陽が暮れてから、ふらふらと駅へ。向かう途中、地元のバイク屋さんが、バイクを整備しているのを見かける。バイクは無理だけど、自転車屋をやりたいと思ったこともあった。こういう街でのんびり自転車屋をできるなら、それはそれで楽しそうだと思う。

良い一日になった気がする。