東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『町は光でいっぱい』

朝、娘の「じゃあ、がんばってくるかー」という大きな声で目が覚める。定期テストの最終日。気合を入れて家を出て行った様子。僕はもたもたと起きだして、朝ごはんを食べつつ、ゴミ捨てなど。

それから、仕事で持ち帰った車で職場へ。

仕事や、他の諸々で、いろいろと悩ましい出来事があり、自分なりに思うことはありつつも、それはきっと自分にとっては正解なのだろうが、先方からすれば、ずれているのかもしれないし、相手には相手の正解もあるだろうから、いろいろと難しい。

そして、そんなところに輪をかけて、何やら体調不良の人が周りに出てきている。幸い僕は、元気そのものだけど、発熱やら、インフルエンザやら、そしてコロナやら、散見しており、何やらピリリとしている。ことさらに「体調悪い」をアピールされるのも何やら鼻に着くけれど、そうじゃないのに体調を崩してしまう人もいる。

いろいろなことが、どうにも、一進一退。停滞とはいわないけれど、なかなか前に進めてないような気がする。

とはいえ、それで投げ出すわけにもいかず、なんとか転がっていくしかない。ライク・ア・ローリングストーン、というとちょっとキザではあるけれど。

夕方に打合せがあってから、ようやく行きだした歯医者で、諸々検査。せめて歯ぐらい健康にしておかねば、いよいよだ。

それから、少しばかり渋谷で打合せからの食事。週末だからかなんなのか、驚くほどの人がいる。ワイワイと賑やかだ。「コロナ前に戻ったみたい」と思うこと自体が、すでにアフターコロナで、何かしら、自分の中には、コロナの影響があるのだ。とはいえ、コロナがマイナスだったと思っても仕方がない。それを経たことが、次につながると思うしかない。

縁とは不思議なもので、たまたま、10年以上前、前職で仕事を少しご一緒した人と、偶然にやりとりするということがあった。世間は狭い。

夜。まだまだ心地よく、外でぼーっとしても気持ちが良い。渋谷の夜は、酔っ払いばかりでうっとおしいほどうるさいけれど、そんな騒ぎさえ、なんだか心地よく優しく感じた。「町は光でいっぱい」だ。その曲をBGMにぼんやりと過ごす。

open.spotify.com