東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『この季節の風物詩』

20日
出先の仕事があり、外で作業諸々。その後、打ちあわせがあり、夕方に首都高で移動。
東京を横断するような移動で、渋滞につかまる。こういう時、下道を行くのも一つの方法なのだろうけれど、結果からすると、そこまで大きく変わらないというのが個人的見解。なので、そのまま、首都高でもたもたと移動。

湾岸側のビルで打合せ。13階くらいの高さで見晴らしが良い。ちょうど、陽が暮れていく時間で、夕焼けから空が群青色に変わるころだった。打合せに参加していたお1人が「富士山が見える」と言葉にした。見てみると、確かに群青に変わっていく蒼い空に、富士山の稜線が見える。秋から冬にかけて見えてくる風景。打合せの前に、しばし、ぼんやりと参加者全員で空を眺めていた。

打合せ、いろいろ。創作活動の打合せは楽しい。何をどうしていくか、アイデアを出し合う。そういう話を聞いているは面白いし、そこから考えることもいろいろある。なんやかんやあっという間に2時間ほど。

打合せを終えて、一息。


21日。
どうも最近、眠りが浅いのか、具体的な夢を観る。朝、すっきりせずに目が覚める。夢をメモしておこうと思うものの、忘れてしまう。

朝からいろいろと仕事をして、それから、仕事のご縁で、一つ、舞台を拝見。この国の、とある特定の時代が設定の群像劇。見せ方によっては下品になってしまいそうな題材ながら、不思議な寓話性を持たせながら、物語はかなりの熱量を持ちながら展開していく。クライマックスの仕掛けはちょっと圧巻。『やりたい』と思うことと、実際に『やる』では、大きな違いがあるが、それを『やる』に踏み切らせることは凄いなぁと思う。パンフレットに、演出家の方が、何かを作る原動力は、現状に対してイライラしていること、だということを書かれていた。

諸々刺激を受けつつ、日中に舞台を観てしまうと、メールや電話、LINEがたまるので、夜にバタバタしてしまう。