東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『猫のこと/あの娘は知らない』

10月22日。
少しゆっくりの朝。朝食を食べて、掃除機をかけたりぼんやりしているとインターホンが鳴る。玄関を開けると見知らぬご年配の女性。裏手に住む方とのこと。「おたくに『どじょう』という猫はいますか?」と尋ねてきた。『どじょう』は娘が名付けた猫で、窓や玄関から外へ出るのが好きな猫で、時々家を出ては、しばらく帰ってこず、気が付いたらいつの間にか戻ってきて何食わぬ顔をして寝そべっているという猫なのだが、どうも裏手の家で餌をもらっていたらしい。てっきり地域猫だと思い、裏手の方は、猫用の餌をあげてくれていたそうだ。それが『ちゅ~る』という、まぁ、猫の餌としてはとても美味しい分類のもので、『どじょう』はちゃっかりそれをいただいていたとのこと。そのうち、裏手の家の前で餌を待つようになっていたらしく、飼い猫と知って、餌を挙げていたことをわざわお詫びにきてくれた、とのこと。それでいうと家から出してしまうこちらが悪いので、本当に恐縮する。

まぁ、とはいえ、僕個人は、サザエさんでいうタマのように、外に出てふらふらするのは肯定派なのではあるけれど、よもや人様のお家で餌をねだっていたとは。とくに『どじょう』はうちの中でも自由な猫なので。それにしても他の人からすると、変な名前のネコだろうと思うだろうなぁ。


その後、思い立って新宿へ。映画「あの娘は知らない」を観る。画作りのこだわりのようなものを諸々感じる。いろいろと思うことはありつつも刺激を受ける。感想は改めて、落ち着いたら。

それから、どこか喫茶店へ行こうと思ったけれど、新宿だしと、新宿御苑へ行く。土曜ということチケット売り場には行列が。こういう時、パスポートは本当に素晴らしい。ぼんやりするものの、日が当たらずやや肌寒い。

それから、仕事、諸々。その後、車で帰路。筋トレなど。