東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『ヒゲをつけた悪者』

tokyomoon2015-06-11

地下鉄恵比寿駅の構内を歩いていると、子供が端っこの方をじっと見ながら歩いていた。何かと思ったら水の流れる側溝を見ながら歩いていた。気になるものに釘付け。面白い。


昨日はバタバタと仕事を終えて、定時で会社を飛び出す。祭りかよ、というような混み方のJR新宿駅から中央線に乗り高円寺へ。友人の冨江くんがやっている舞台を観に行く。Facebookなどを見ていると、役者としてだけでなくプロデュース的な側でも携わっているようで、がんばっていた。終演後に少し話をする。昼の回に娘さんが観に来ていたようで、とある場面で人が切られて死んでしまうシーンがあるのだけど、そこを観ていた娘さんが「ダメー!」と声をだしていたのだという。話をちゃんと観ていて、感情が溢れてしまったらしい。「そういう気持ちで観てくれていて嬉しい」と冨江くんも言っていたけど、そうだなぁと思う。なんだかいろいろと頑張っている冨江くんが立派だなぁ思う。でこうやって舞台もプロデュースしつつ、演者としても斬ったり斬られたり。一方で、木更津ではご当地ヒーローの悪役もやっておるし。端正な顔なのに、悪者やヒゲをつけた悪者や不思議なボディスーツを身にまとった悪者など諸々演じている。悪者ばかりではないだろうけど、観る度に悪者をやっている。大変なこともあるのだろうけど、ちゃんと自分のできるところできちんと活動していることが立派だなぁと。


今朝、目覚めたら猫がいない。どこを探してもいない。喧嘩中とはいえ、これはエマージェンシーと嫁に「猫がいない」というと、押入れに置いてある箱の奥に隠れている猫を嫁が一瞬で見つけた。忍びかよ。

体調が悪いと猫は物陰に隠れるとどこかで聞いた気がする。自分だったら、ことさら『弱っているアピール』を垂れ流し、人に頼るだけ頼るだろうけど、猫っていうのは慎み深いというか、なぜ、そのような習性があるのだろう。「大丈夫か」と聞いてみても、面倒臭そうにこちらを見てから、またテーブルの下で横になっていた。