東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『ゴールデンウイークに入って』

tokyomoon2017-05-02

五月に入り、気づけばゴールデンウィークに入ってるという次第。とはいえ、それほど休みなく働いている。


日曜の朝に草むしりをして、買い物をし、近所のラーメン屋に行く。昔ながらのラーメン屋で、醤油ベースのいわゆる中華そば。寸胴の鍋の中には豚骨なのか何やら得体の知れないものがたくさん煮込まれてる。チャーハンを頼むと、卵を割って中華鍋でチャーハンを炒めるのだけど、その割った卵の殻もその寸胴に放り込んでいる。だが、美味しいのでそれも良し。僕らが入った後に、赤ちゃんを背負った若い夫婦が入ってきた。メニューも見ずにラーメンを二つと餃子を頼んで、「懐かしいね」と話をし、出されたラーメンを美味しそうに食べていた。



久しぶりに運転で都内を走った。比較的、普段の休みよりも道路の混雑は無いような気もする、が、気のせいのような気もする。仕事だから気を抜けないものの車の運転は楽しい。


片渕須直監督『マイマイ新子と千年の魔法』。先に原作を読んでから映画を観るということがあまりないので、原作の先入観がありつつ読む。話の中心を主人公である新子と引っ越してきた貴伊子や、タツヨシという少年に据えたため、原作では重要な存在の祖父小太郎は少し脇に置かれている。そのため、小太郎を軸とした農地改革により土地を奪われ、高度成長期にもついて行けず時代に取り残される存在としての、その時代に生きた世代の存在はあまり描かれない。文庫本で300ページ弱のボリュームを2時間以内に収めるための省略で、その分、新子や子供達の生き生きとした姿が中心に描かれていた。そして、千年前にこの土地に存在した都への想像力を膨らませた部分が原作以上にある。その部分が、物語の空間の奥行きを拡げているよう。個人的には原作に描かれていたタツヨシ少年との別れの電車を見送る場面もあってほしいと思ったけれどそれはカットされており、少し残念。


でも、原作も映画も本当に面白かった。


晴れているかと思ったら急に曇って雷を伴う強い雨が降った。