東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『仙台に行ったこと』

持っているMacBookの調子が悪い。すぐに考え中のようにグルグルとする。長年使ってきた。だいぶ長い。多分、10年近く使ってる。よく持ったと思う。名残惜しいというか、パソコンの終わりはどうすればいいのだろうと思う。とりあえず、動かなくなるまで使い続けるべきなのか、もう、今のうちに使わないようにすべきなのか。ともかくできるだけ早めにパソコンのデータを移行しておかねばなるまい、とも思う。悩みどころはこのパソコンだとFinal Cut Pro 7が動くこと。Final Cut Pro Xはどうも使いなれず敬遠してしまっていた。何かあるとずっと7を使っていた。Final Cut Pro 7は使いやすかった。このパソコンがなくなると、いよいよ動画は他のソフトを使うしかない。うーん。といって、動画編集はそもそもあまりしないのだけど。



週末は仕事で仙台に行っていた。毎度思うけど、仙台はだいぶ近い。僕の住む家からは東京駅に行くよりも大宮駅から乗る方が距離的には効率が良い、らしい。個人的には東京から乗る方が心持ちとしては良いのだけど、ナビで検索すると大体、大宮からの乗車を案内される。


で、大宮-仙台間が、どうかと思うほど短い。1時間ちょっとしか乗らない。速い新幹線に乗るとなにせ大宮の次が仙台。ノンストップ。乗車して一息ついて、メール作業などしていたらあっという間に「まもなく仙台」の案内が流れる。ちょっとした通勤感覚で行けてしまう。車窓を眺めるのが好きな僕からするとあっという間に着いてしまう。しかもこの時期は窓の外は水田が緑色で気持ちいい。



仙台にて。仕事が終わって夜になり、ホテルにチェックイン。そういえば、仕事がバタバタしていて宿泊するホテルを前日に探したところ、軒並み埋まって取れなかった。まぁ、なんとかなるだろうと気楽に考えつつ、当日朝に改めてネットで調べると昨日はなかったはずの空き部屋がちらほら。それですんなり取れた。なぜだろう。考えられるのはキャンセル料のかからない前日までにキャンセルした人がいた、ということなのかもしれない。


ひとまず、どこか落ち着いたところでゆっくりできないかと思っていたところ「青山文庫」というカフェを教えてもらった。ホテルからそこへ向かう。が、残念なことにこの日は夜から貸切営業らしく入れなかった。残念。それで、以前もフラフラした国分町のあたりのアーケード脇の路地を歩散策。この前、といってもいつだったか、半年くらい前か、に入ったお店が変わっていた。無くなってしまったのか。焼き鳥が美味しいお店だった。こういうのは寂しい。それで別の落ち着いた雰囲気のカウンターのみのお店を見つけ、そこに入る。お客さんはご年配の男性が1人。と思いきや、二階にもテーブルがあるみたいだった。僕は1人なのでカウンターに。そこまでお腹が空いてなかったので、ビールとホヤの刺身と人参シリシリを注文。おそらくお店を見ると沖縄の料理がちらほら。人参シリシリはそれもあるのだろう。カウンターのお客さんは常連さんらしく、楽天が勝った、閖上に行って釣りをするとか、みたいな話を店主さんとしている。それを聞くのがなんだか面白い。外が雨が降り出した。「梅雨に入っちゃったねぇ」と店主さんが呟く。当たり前のような生活がそれぞれにあって、こうやってお店にきて話をしている。食事を終えてお会計をお願いしたら、さくらんぼをくれた。甘くて美味しかった。



夜になって仙台は雨が降り出した。土曜の夜、繁華街は賑わっていて、この人たちは帰れるのだろうかと思ったが、それぞれに土曜の夜を過ごすのだろう。


f:id:tokyomoon:20190624184318j:plain