東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『平成の夏の終わり』

tokyomoon2018-09-01

気がつけば9月に入り、台風の影響もあるのだろうけど、あれほど暑かったのに少し肌寒いくらいになっている。

ちまたでよく言われる言葉を使えば、平成最後の夏が終わろうとしている。

落ち着いた休みを取って、取ったせいかどうかわからないけど、これでもかくらいの勢いで仕事が積み上がり、めまぐるしい。日記を少しでも良いので毎日書こうと思ったが、まったくできなかった。

8月最後の週末は仕事で仙台と新潟に行っていた。どちらも新幹線が便利すぎてちょっとした日帰りで行けてしまうから、余計に仕事を詰め込めてしまう。大宮〜仙台間がわずか1時間あまりなのでメールをしようとするとあっという間に到着してしまう。それとやはり窓の外を見るのが好きなので、すぐに外を見てしまう。最近、気づいたけど、北に向かう方面も西に向かう方面も、どちらも山側の眺めが好きだ。つまり内陸側。景色に起伏があるような気がして飽きない。海側は熱海や静岡手前のまさに海に面したあたりは少し楽しいけど、あとは平坦な風景が続くようで少しばかり退屈する。それにしても今年は稲の育ちが早い。見間違いでなければすでに収穫している田んぼもあった。


仙台は日帰りで帰ってきた。翌朝、新潟に向かい、新潟で仕事をした。最終には間に合いそうだったけど、池袋到着時間が23時過ぎていたので、心が折れてホテルをとる。それで、一息。シャワーを浴びてから、ふと信濃川が見たくなる歩いて向かう。途中のコンビニで缶ビールを一本だけ買う。川べりにつくと風が抜けて心地いい。日中は暑かったけど夜は落ち着く。静か。新潟の人にとっては当たり前のようにある川なのだろうけど、これほど大きい川は僕には新鮮。ベンチに座ってぼんやりとして、缶ビールを飲む。おっさんみたいなことしているが、まぁ、おっさんなので問題ない。空を見上げると満月。と、ベトナムホーチミンに旅行している知人からLINE。ためしに、日本は満月だけどそっちはどうなの、と聞くと、ホーチミンも満月だという。日本とホーチミンはだいぶ離れているけど、月から比べたら大した距離ではないのだろう。どこからでも同じように見える。全世界、満月。ぼんやりとしていたら横のベンチに中東の人々らしき2名の男性が自転車でやってきて何やら楽しそうに話を始める。どこの国からやってきたのか、旅行なのか仕事なのか、異国の地で楽しそうに話をしている姿は、僕からするとたくましさばかり感じる。ということで、ほろ酔いになってからホテルへ戻り就寝。


そういえば、仙台も新潟もどちらもまだ暑かったけど、夜、日が暮れるのはずいぶん早くなっていて、6時過ぎるとたいぶ日が傾いていた。暦だけはしっかりと秋へ向かっていた。


その後も月末のバタバタは続き、8月いっぱいとてつもない暑さだったのに、9月に入り急に天気が悪くなり、気温が下がった。不思議な天気だった。6月中にスパッと梅雨が明けて、7月8月は問答無用で暑かった。40度近い日々が続き、夜にシャワーを浴びて、朝もシャワーを浴びなければ会社にも行けないほど汗をかいた。


昨日は少しだけ仕事をした後、家族で食事。夜に、近隣の大学生たちが計画する子供向け花火大会のようなものがあり、そこに娘を連れて行く。雨で中止にならずよかった。手持ち花火がキラキラしていて、綺麗だった。その後、嫁と娘を先に帰して、僕は喫茶店で仕事。少しリラックスしたせいか、仕事がはかどったような気がする。


帰宅して早めに寝る。