1日(月)。映画の日ということで、映画を観ようと試みる。幸い、観たい映画が20時過ぎの上映だったので、ここぞとばかりに仕事を終えて新宿へ。
奥山大史監督『僕はイエス様が嫌い』
スタンダードサイズで撮影された作品。基本はワンシーンワンカット。画作りの一つ一つがとてもきれいだった。家族の食事のシーンのなんだか冷え冷えとしている感じ。主人公の男の子がとても自然というか、感情の揺れがはっきりわからないのがかえってよかった。友人を失うのだけど、それをどのように飲み込めばいいのかわからない感じが、そのまま描かれているようで。監督の実話に基づく話なのかわからないけれど、スタンダードサイズは、監督自身の記憶の中の出来事が切り取られたサイズなのかもしれず。
諸々かみしめて帰宅。それにしても映画の日に映画を観れたのはいつ以来だ。