東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『夏がぶり返してきたような日に』

tokyomoon2017-08-22

先日、仕事へ向かう途中で、蝉の亡骸を見つけた。この時期は多いしな、と思いつつ、ふと気になり、空を見上げる。雲一つない、し、何もない。気もなければ電柱も無いし、ビルも少し離れた場所にある。と、すると、この蝉はどのようなタイミングで息絶えてしまったのか。まさか飛んでる途中に息絶えるとも考えにくく、ぼんやりと空を見上げつつ、不思議な気になる。


話しは代わり、現在、嫁と娘が実家に帰省しており留守を預かっている。と、いっても僕は仕事がバタバタとあり、家に帰り着くのは普段通り遅い。すると、家で待っている猫達の甘え方が尋常じゃない。足にすり寄ってくるし、顔や口をぺろぺろと舐める。寂しいがゆえだろう。甘えインフレとでもいうのか。果ては腕や足に噛み付いてきさえし、どういう甘えなのか疑いたくもなる。


そして、ようやく雨続きの空が終わりを告げ、今朝は雲間から晴間が覗いた。天気予報は終始曇りと報じていたが、たまっていた洗濯物を思い切って外に干して会社へ出勤。仕事をガリガリとこなし、いくつかのトラブルを乗り越え、夜に一息つく。少し気分転換をと思い、マイケル・ベイ監督『トランスフォーマー最期の騎士王』を映画館で。うーん、あらゆるものを詰め込む映画だなぁ。クライマックスのバトルシーンは、よくわからないけど『アバター』を思い出した。そして、マイケル・ベイという監督はおそらく役者を散々こき使うタイプなのではないかと思われる。役者いじめのようなアクションシーンが全編にちりばめられ、名優アンソニーホプキンスでさえ(もちろんスタントマンだろうが)吹っ飛ばす。レクター博士も真っ青。第一作の時のドカーンとした興奮を少しだけでも得れるのではないかと、映画館に行ってしまうが、それにしてもさすがにお腹いっぱいか。しかし、終わりしなに続きそうな予感をさせていたし。


今日は久しぶりに熱帯夜な夜。雨は降らず、洗濯物を干したことは正解だった。夏がぶり返してきそうな暑さだ。