東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『忙しかった』

台風が来るということで雨が降る昨日今日。で、台風が絶妙なカーブを決めて逸れ気味になりつつも、すっかり肌寒くなってきた。なにせもう10月。今年は残暑もあまりなかったなぁ。結果的に暑かったのはわずかな期間だったような気がする。

 

ここ一週間は、朝早かったり、夜遅かったりみたいな変則的なことが多く、メールも溜まったり、やらねばいけない仕事も多く、なんとなく落ち着かない。

 

そこにきて母の転院に関する件がいろいろ重なる。正直なところ、緊急入院の対応も初めてだし、リハビリ専門の病院へ転院する手続きというのも初めて。病院に相談センターなる部署があり、そういった転院に関する相談を受けてもらえることも初めて知った。そして、転院というものが、いろいろとはらぬ微妙な問題についてもなんとなく個人的な見解ながら「ははぁ」と思うことがあった。こっちでこう言われたことが、あっちでは伝達されてないこともある。病院は大きな組織だ。それぞれの病院で受け入れられること、受け入れられないことがあるし、事情は様々だ。分業はある。お医者さんと看護師さんの関係性というのもなんとなくわかったし、さらにそういう現場と事務作業の方々の部署間の関係性というのもうっすら垣間見た気がする。

 

母に関して、気がかりは、頭を強く打ってしまったことによる、記憶障害で、それをできる限り回復させることをしたいと思う。日常生活に戻るリハビリは専門の先生に任せるしかない。ただ、記憶のリハビリは知っている人との会話や接することでしか行えないと思う。だからこそ面会をしたい。当然、このご時世だ。コロナによる影響で面会が制限されていることも理解できる。それを無理やり面会させろとは言わない。できる限りでいい。だから、各病院の見解をきいて受け入れ先を決めたい。できる限り面会の可能なところ。ただ一つ、希望することだ。そのことがうまく伝わらない。なぜか、受け入れ先を先着順で決めようとする。こちらは同じことを繰り返しいうばかり。だけど伝わらない。悩ましい。

 

そんなことで、もやもやする。そのうえ、本来ならば父の四十九日もある。ただ、到底不可能だ。亡き父には申し訳ないが、生きている母を何とかすることに必死だ。おまけに仕事も忙しい。

 

そうなってくると、現状、コロナの影響で面会もできないので、病院へ行かないわけだけど、そんな自分の態度がつくづく非道ではないかと思ってしまう。実の母。しかも父を亡くしたばかりの母のそばにいることができない。それなのに、平気な顔して仕事をしている。そのことをやんわりと非難される気配だ。

 

あっという間に金曜が終わる。ひとまず忙しかった。いろいろ落ち着けばいいのだけど。