東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『立冬にはなったけれど』

祝日明けからずっと、事務所ではなく外での仕事が続き、車の運転をずっとしていた。都内はもう当たり前のように混み始めて、首都高は以前と変わらないような渋滞だ。そのうえ、やたらと朝晩は冷え込んでくるし、日中は晴れ間がでても油断をしていると肌寒い。年内はヒートテックの下、昔風の言い方をすれば股引は履くまいと心に誓い数年。いまだに年内はなんとか頑張っている。上は着る。で、先日、少し厚手のトレーナーを着たが、正解だった。ずっと外にいると寒くなって仕方がない。上着も考えなければならない季節だなぁと思う。悩ましいのは室内は暖房がついて暑くなることだ。

 

先日、家に突然、近所で工事をしているということで外壁修理の業者さんが営業にきた。うちの家の工事の提案だ。嫁さんが話を聞いてくれて、見積りも持ってきた。まぁ、諸々工事をした方が家のためには良いらしい。外壁のひび割れは万が一の場合、何か生じる可能性もある。それはもちろんわかる、が、こちらも先立つものがない。いや、まぁ、無くはないのだけど、先々借金せねばならないこともまだまだあろうし、目先のそれらにいろいろ費やすことが正解かどうか悩ましい。母の入院もいつまで続くかわからないし。

 

せっかくだからやった方がいい、は

まぁ、そう急いてやる必要はない、でもある。

 

というわけで、いろいろ考えつつも。まぁ、見積りをもらうというのは参考になる。なにせ、あの、よく工事現場で見る足場というやつは、あれはあれで組むとそれなりの金額がかかるということを知れたし。

 

それにしても、陽が暮れるのはだいぶや早くなった。夕方、光が当たって空がオレンジ色になると、それでなんだか胸が寂しい気持ちになる。 

 

そんなこんなで、11月7日は立冬。暦の上では冬。朝、少し晴れ間があってこれはこのまま晴れるかなぁと思ったら夕方から灰色の空が拡がり、いつの間にか雨が降り出した。それもそこそこ強く。だけど不思議なのは、肌寒さがない。雨が降ったにも関わらず。運転などをして一息ついて、なんだか不思議な気持ちになる。終電間際に帰る。コロナが落ち着かないばかりか増加している中で、夜も早目に人は帰っている様子。確かにコロナはどうなるのか。そして、大統領選も。一体、何がどうなっているのか。