東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『1月最後の日』

久しぶりに1日休み。少しゆっくり眠りたかったけれど、7時台に目が覚める。なんだか勿体な気がして、布団に包まるけれど陽射しが眩しすぎて眠れないので起きだす。

 

快晴で気持ちがいいので、布団を干す。母の布団も干そうと思うが、「私のはいい」と拒まれる。

 

実家近くにいる父のゴルフ仲間や友人たちが父へお線香をあげに来てくれた。僕が小学生の頃にいろいろとお世話になったご近所の方もいらしていた。もちろん歳は重ねているけれど、顔を見たらすぐに分かった。少し父の思い出話を話すと、母が少し泣き出してしまった。まだ、母にとっても過去のことではない。

 

この日は一日休みだったので、夜にカレーでも作ろうかと思い、母に提案をしたけれど、カレーは昼に作るからと断れる。で、僕は母から頼まれた加湿器と簡易ヒーターを買いにでかける。実家には父と母が買った自転車がある。わりと最近買ったのだという。確かにそこそこ新しい。自転車に空気を入れて、近所の電気屋へ。諸々購入。家に向かって帰る時、風がかなり冷たくて向かい風で走るのが大変だった。目の前を結構年配のご老人が自転車で走っている。結構ゆっくり走っているのだけどなのにバランスがとれてて、それはそれで凄いんじゃないかと思う。

 

家に帰ると、カレーができていた。ジャガイモやニンジンの焼きが甘いなと思いつつ、カレーを食べる。今度は僕がカレーを作りたい。

 

母はテレビのチャンネルをちょいちょい変える。大阪マラソンを中心にあちこちザッピング。その都度、「病院では見れなかったからね。カードも一度も買わなかった」と言う。で、少し落ち着いてから、散歩にでかけようと促す。最初はちょっと渋ったけれど、準備をしだした。母と二人で歩くというのは考えてみると、いつ以来だろうか。元々そこまで早歩きではないし、ゆっくりと歩く。少し歩いただけで「足がガクガクする」という。まだまだ体力は戻ってないのだろう。

 

母を家に帰したあと、また少しだけ散歩をしたいと思い、なんとなく、自分が通っていた中学校に行ってみた。通学路、あまり覚えてなかったのだけど、歩くと「ああ、ここはこうだったなぁ」ということを思いだす。学校の近くは結構、田んぼも多く、そこをよく走らされていた。部活でも、体育の授業でも。あれは学校の特徴だったのだろう。校庭に少しだけ入ることができたので、少し入ってぼんやり眺める。と、近くの若者たちが学校の周りをランニングしている。今も昔も変わらないものだなぁと思う。

 

家に帰り、母から頼まれた買い物をスーパーで。夕食はできあいのものを買う。18時に夕ご飯を食べ始める。母のペースに合わせると18時が夕食の時間。普段はそんなに早くは食べないけれど、なんだかお腹が空いた。母は相変わらずテレビのチャンネルをいろいろ変える。「父はyouはどうして日本へが好きだった。ずっと観てた」と母は言う。

 

ご飯を食べると、早々に歯を磨き、20時半には母は「眠い」と言ってベッドへ。

 

今日は一日、そういう風に過ごした。そんな1月最後の日曜日。