東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『ハミングバード』

5日。連休最終日だったけれど、仕事があり朝からいろいろと働く。ふと鏡を見ると目が充血している。コンタクトがごろごろとする。とはいえ、余裕もなくひたすら仕事。陽射しがあるけれど、室内での仕事だったのであまり太陽を浴びることはできない。祝日ということもあり、電話やメールが多くないのが救いで、ひとまず溜まっているやらねばならないことに専念する。そんなこんなであっという間に夜。

遅かったので車も自宅に持ち帰る。と、いつも停めているコインパーキングが無くなっていた。びっくりした。そんなことあるのか。住宅街にあったので安かったし重宝していたのだけど。残念。

6日。前日も仕事をしていたので、特に連休明けの感覚はない。車の移動はそこまで混雑はなかった。引き続き、諸々仕事。ふと落ち着いてしまうといろいろと考えてしまう。この日はなんやかんやいろいろと遅くなる。この連休期間、実家に帰れてなかったので終電でも間に合えば実家に帰ろうと思ったのだけど、終電に間に合わなかった。とはいえ、帰らないのもなぁと思い、車で向かうことに。まぁ、仕事のこともあるし。夜の道路は空いている。東京を横断して、埼玉方面へ。と、深夜1時過ぎに母から電話が。今日は来るのではなかったけ?という電話。向かっているよと話す。

帰り道、コンビニへ寄る。深夜のコンビニ。駐車場がやけに広い。買い物に来ていたカップルが自転車でニケツして帰っていく。深呼吸をすると少し水分を含んだ気持ち良い空気の感じ。田んぼからカエルの鳴き声がする。

家に帰ると、母が起きてきて、トイレが近くて困るという。どうしようもないので、とりあえず仕方がないよ、と、話をして早々に布団に入る。そういえば、天気予報では雨だったけど、結局、この日は雨が降らなかった。

7日。朝、起きて母といろいろ話す。せっかく車で来ているのだからと、水をどっさり買ってきてとリクエストをされる。2Lの水、6本入りの段ボールでまとめ買いをしてきてと言われ、朝から近所のスーパーへ。と、到着するタイミングを見計らったかのように携帯が鳴る。母から、段ボールで2箱買ってこいと。まぁ、それは今の母には無理だし。寝間着に近い服装で家をでて、買い物先のスーパーに入る手前でマスクをしてくることを忘れたことに気が付く。なんともやりづらい世の中。

本当は母と病院に行き、診察してもらうつもりだったのだけど、少し特殊なものを診てもらうので予約がひつようらしく、今からだと早くても今月末なのだという。混んでいるなぁ病院。

母と少し話をしてから家を出る。自宅からそこまで離れてない車を停めれる駐車場のあるカフェで仕事。充電もできるのを知っていたし、Wi-Fiもあるので仕事にはうってつけ。平日の日中でも人はいる。聞き耳を立てていたわけではなかったけど、向かいに座った二人連れが話をしている。今の大学生、ずっとリモート、いいよね楽で、いや楽っていうか友達つくれないからかわいそうだって、そっかそうだよね、と。確かにそれはそうだなぁ。自分のことを考えれば、こんな時期でずっと在宅やリモートだと面白みは無い。

やることはいろいろあり、終わりがない。気が付くとずいぶん長時間居座っていて、周りはすっかり入れ替わっている。少し気まずくなり、店を出る

雨が結構降り始めてきた。車で都内へ。日が暮れ始めても幹線道路は混んでいる。

なんとなくSpotifyYUKIさんの楽曲を聴いていた。ランダムに聴いていたのだけど、少し前に出したベストアルバムの中の『ハミングバード』という曲が、個人的になぜか引っ掛かり、ずっとそればかり繰り返し聴いている。

少し気が抜けると、すぐに考え事ばかりしてしまう。どうしようもないことなのに。『ハミングバード』がやけにリフレインされる。仕事を終えて、車を戻し終えた後、ようやく雨が止んできた。