東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『寄席へ行く』

朝8時起床。あまり寝すぎないように気をつけておかないと、どこまでもゆるくなってしまいそうになる。

少しばかり、掃除機をかけたり、通常の掃除をしてから、新宿へ。ここ最近に始まったわけではないけれど、僕は結構、抜け毛が多く、何かあるのかと思っていた折、SNSで、頭髪診断みたいなのをやっている案内が流れてきたので、それに申し込む。よくテレビなどでやる顕微鏡カメラみたいなもので頭皮を撮影すると、皮脂あぶらのようなものがややあるとのこと。で、まだ、致命的ではないものの、そのあぶらが付いた抜け毛や、本来ならまだ抜けるはずがないような短い毛も抜けているようす。ケアというわけではないが、定期的な頭皮のクリニックなどを薦められる。つまりは営業。こういう時の、営業テクニックは、「買う/買わない」の二択ではなく、「Aを買うか/Bを買うか」の二択にスムーズに話を持っていけるかどうか。それがうまくできる営業マンの手にかかると、『買う』前提で話を進められるので、こちらは、もう引くに引けなくなる。今回、僕についた人はそういうのが上手な方だった。すんなり断ることもできたけど、月1くらいのケアなら、まぁ、良いかと、一つのプランを申し込むことに。いわゆる頭皮シャンプーやマッサージなどもやってもらったので、頭はすっきり。

そのあと、少しばかり、メール作業などをカフェで。そろそろ仕事のメールがどんどん来るようになる。

夕方、仕事が一区切りついたところで、思い立って新宿末廣亭へ行ってみる。いわゆる寄席。行ったことがなかったので経験と。調べると、1月20日までは正月興行とのこと。3500円するらしいが、これも経験。末廣亭の窓口でチケットを買おうとすると「2500円です」と言われる。安い分には有難い。18時から始まると思ったら、18時半からということでまだ客入れ中だった。こじんまりとした座席。両側は、桟敷席で味がある。あえて、そちらに座る方も多数。そして、待っている間にお弁当を食べる人もいる。僕は一番後ろの席に座る。18時15分から演目が始まる。ルールを詳しく知らないのだけど、序盤に出てくる人たちは短い持ち時間の中で、それぞれの持ちネタをやる様子。ちょっとしたネタのような話をする人もいれば、物まね、三味線で漫談など。ニュースペーパーが出てきてネタをやっていたが、今の時事ネタで面白い。活弁士の方も出てきたり、今や大人になった山上兄弟なども出てきた。落語は4名ほど。いわゆる古典落語というよりは、ご自身で作られたネタを披露してくれたが、やはりそれぞれ、話芸は見事だなぁと思う。きちんと、お客さんを意識して、言葉を選んでいる印象。なんどいうか、客席も暖かい笑いが起きる。良い経験が出来た。

買い物をして帰宅。腹が減っていたので、つい食べ過ぎてお腹がいっぱいになる。のんびりとした正月休み。明日からは仕事が始まる。