東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『空調が寒い』

目が覚めたら9時近くになっていた。油断。昨日のビールのせいもある。モタモタと起きだして、朝食を食べてゴミを捨てる。朝寝坊というが、考えてみると、昼寝坊や、夜寝坊というのは聞いたことがない。

事務所に行かず、喫茶店でメール作業などをする予定で、どの辺でやろうか考えた結果、新宿近くの喫茶店へ。しばらく作業していると、空調が猛烈に効いてきて、寒くて限界がきてお店を出る。

三丁目まで歩いて、そのまま御苑へ。平日の午後なので、混雑もなく、落ち着いている。ベンチに座って、小説を読む。中上健次の「一番はじめの出来事」。久しぶりに読み返す。

日が翳って曇っていたので、外にいるのにやや肌寒い。空調の効きすぎている喫茶店の影響かもしれないが。暑がりなのに、空調が苦手というのも悩ましい。夕方になって、ようやく陽が出てきたら、暖かくなってきた。心地いい。

小説を読みながら、ふと、SNS阿部和重さんの投稿を見つけて、「ジュラシックパーク」に関する面白い記事も知る。水の波紋一つ、こだわりがある。

https://x.com/abekazushige/status/1800741510402744495

閉園時間になり、御苑を出て、三丁目に向かう途中の食堂で、アジフライ定食を食べる。アジフライ3枚、揚げたて。最高。

それから紀伊国屋書店に行き、宮本常一さんの「忘れられた日本人」を購入。他にもぼんやり文庫コーナーを見ていると、興味深い本に目移り。しかし、買ってばかりもいられない。

パラパラと本を読みつつ、渋谷方面へ。仕事もあったり、諸々。とはいえ、今日は自分のペースでゆっくり過ごせる。

帰宅して筋トレしつつ、古畑任三郎Tverで。「赤か、青か」を久しぶりに観られる。ありがたい。細部は覚えてなかった。面白かった。