東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『下北沢の思い出』

朝7時40分起床。朝食を食べて、仕事場へ。昨日に比べると暑さはそうでもない気がする。昨日、ずっと出先での仕事が多かったので、たまっている事務作業をする。

あまり自覚はなかったのだけど、やはり昨日の疲れがあったのか、日中、やや眠気が襲ってくる。眠気と戦いながら、仕事。

で、夕方、ある程度、落ち着いたので、早めに事務所を出て、下北沢へ。日曜に見ようと思いつつ、諸事情で観れなかったナイロン100℃の舞台「江戸時代の思い出」を観に行く。実は日曜、その前の日の土曜にチケットを購入していた。それが見れなくなり、チケットが紙切れになった。そういうことが嫌なので、お芝居も映画も基本は、当日にチケットを買うようにしていた。日曜はいけるだろうと思っていたが、行けない事態になった。それは仕方がないが、そういうことがあると、やはりどうしてもどよんとする。ただ、最近の舞台は当日券販売自体がそもそも無いことが多い。

個人的には、舞台を観るために、20代のころは、よく当日券で並んでいた。大人計画の舞台を観に本多劇場の階段に並んでいると、劇場入りする俳優さんたちが階段をあがっていく姿を見かけたこともあった。今日は観れるのかとドキドキしながら並び、入れた時の安堵といったら無い。振り返ると、なんの公演か忘れたけど、一度だけ、どうしても満席で観れない公演があったけれど、それ以外は、当日でも並べばなんとか見れた。

17時過ぎ、本多劇場の前を様子見で覗きにいくと、おひとりすでに待っていた。今回は大丈夫かなと思い、先に腹ごしらえでラーメンを食べる。その後、無事、当日券を買えて、開場まで下北をうろうろして時間をつぶす。古本屋で岩井克人さんの「資本主事を語る」という本が100円で売っていたので購入。

それからナイロン100℃の「江戸時代の思い出」。本多劇場に来ること自体久しぶり。脚本演出のケラさんがご自身のXで、こんなナンセンスな作品、この先、作れないんじゃないか、みたいなポストをしており、気になって観にきた。椅子が新しくなっているような気がするが気のせいか。全3話+エピローグで構成されたナンセンスコメディ。上品過ぎず、それでいて下品とも違う。面白いなぁと思いつつ、楽しい3時間強。それにしても、もう、結構な劇団員の方が還暦間近や、50代。客層も、それに応じて年齢層が高い印象。

ともかく、楽しかった。腰も痛かった。思わず物販で過去作DVDも買ってしまった。満足して、下北から小田急に乗る。こうやって昔もよく電車に乗って帰っていた。

帰宅してから、「イモンドの勝負」という公演のDVDを再生しつつ、ぼんやり観る。で、いつの間にかうつらうつらしていた。