東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『梅雨が明けて、楠の木の下で』

朝6時過ぎ、起床。出先での仕事があり、早めに準備。都内を出て、高速で遠方へ。渋滞を考慮すると4時間半と出ていたので、余裕を持って出発したら、ある程度、スムーズに進む。緑多く、水田や、山の見晴らしが良い。

猛烈に暑い中、出先で日中仕事。こういう日に限って、Tシャツの下に汗取りようの下着を着てくるのを忘れて、汗だくになる。見た目的にも恥ずかしい。無事に予定の仕事を終えたのは16時過ぎ。そのまま帰京でもよかったのだけど、せっかくだからと地元の銭湯に寄っていくことに。入湯料500円。まだ入っているお客さんもほとんどなく、後半は1人で湯船を独占。やや熱めのお湯。ぐっと我慢して、入れば、しばらくすると慣れてくる。こんなに暑い日なのに、熱いお湯が気持ちいい。ただ、露天の方はもっと猛烈に熱く、とても入れなかった。その後、地元の方に伺った神社があり、そこに寄ることに。

日が暮れかけて、もう、周りも静か。神社も本殿はやや閉まっていたので、静かにお邪魔する。境内にとても立派な楠の木がある。幹が太く、その幹に苔が生えていて、野草も伸びている。樹齢千年という驚きの長寿。圧巻の存在感。以前に、いとうせいこうさんが、木は成長と共に、外側はすでに死んでしまっている部分も存在するが、生きて成長する内側を、死んでしまった外側が取り囲むように存在している。つまり生と死が同時に存在しているという。おそらく樹齢千年もあると、間違いなく死んでいる部分もあるのだと思う。ただ、そこにも苔や野草が生えたり、内側の生きた幹の生育を包み込んで守っている。そうやって全体として存在していることの圧倒的な姿。

神社を出て、近くのコンビニでドリンクを購入。18時過ぎ。日はまだある。空はきれいな夕暮れ。どうやら全国的に梅雨が明けた様子。暑い夏が来る。

車で都内へ。なんやかんやと3時間弱。一日走った。都内は蒸し暑い。暑さの質が違う。コンビニで軽く夕食を食べて、買い物をして帰宅。なんやかんやと23時過ぎ。さすがに今日はそのまま就寝。