東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『海を見たい土曜』

朝、目が覚めたら11時近くだった。久しぶりにかなり眠ってしまった。

起きだして、朝食を食べてたら、娘も2階から降りてきた。「今起きたの?」と聞くと、朝7時過ぎに起きて、朝食食べて、お腹空いたから昼食を食べる、と言う。それはそうか。

娘は昨日、髪を切りに、というか整えに行ったらしい。髪を梳いて、毛先だけ切ってきたようで、大きな変化はなく、ほとんど気が付かなかったが、確かによくみると、全体はすっきりしている。もう少し切ればいいのに、と、個人的には思うが、これまでずーっと長髪だった娘としては、短く切るのは抵抗があるのだとか。なるほど。

それから出かける。断線なのか、使用できなくなったACをどうしようかと困っていたが、区の施設で小型家電の回収をしてくれるのだが、その回収物として、ACもあり、駅に隣接している施設の回収ボックスへ。有難い。

なんとなく海が見たくなり、東横で横浜へ。駅からみなとみらい地区へ移動。臨港パークへ。日当たりのいい場所に敷物を敷いて、本を読む。いとうせいこうさんの『想像ラジオ』。何度読んでもやはり良い作品。それから福島聡さんの「対岸のメル」1巻を久しぶりに再読。『想像ラジオ』を読んでからだと、この世に思いとどまり自分の想いを遂げようとする霊魂の存在を成仏させるために物事を解決させようとする少年少女の物語は興味深い。

日が傾いてきて、敷物をたたんで、少し海沿いに。風が強く波が荒い。海沿いの石畳に寝転がると、日中の日差しの熱をため込んで熱い。岩盤浴の床に寝込んでいるような感じ。とはいえ、海沿いの夕方は、風もあり、心地いい。こういう場所でのんびりできると空調の中にいるよりも心地いい。

陽が落ちて、横浜駅方面へ戻る。一気に蒸し暑さがくる。駅ビルの本屋で、「対岸のメル」の2巻(最終巻)を購入。帰りの電車内で読む。1巻で描かれた布石を回収しつつ、とはいえ、やや急ぎ足に思える終わらせ方。とても面白いとは思いつつ、だいたい、2巻~4巻くらいで終わってしまうのはやや寂しい。福島聡さんの漫画はとても面白いと思う。

帰り道、ものすごく近くで蝉が鳴いていると思って、ふとみたら、地域猫の黒い猫が蝉をくわえて歩いていた。そうか、猫って、蝉も捕獲するのか。

帰宅して、筋トレ。それから少しお酒を飲みつつ夕食。まだまだ夜は蒸し暑い。