東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『7月7日は過ぎたけど』

7日深夜、諸々あって職場に泊まり込み。お腹が空いてコンビニに買い物へ出る。四谷も夜は静かで、空を見上げるときれいな月が出ていた。それで七夕だったことを思い出す。なんとなく、携帯で月を写真に撮るけれど、やはり肉眼で見る印象とはほど遠い。



月はずいぶんと遠くにある。飼い猫かノラなのか猫が一匹。目が合うと建物の隙間に逃げてしまった。


職場の方と芝居の話で盛り上がり、その方が持っているヨーロッパ企画のDVDを貸してもらった。観たいと思っていた劇団なのでうれしい。お返しにと思い、押し入れから芝居関係のビデオを漁る。竹中直人の会の『月光のつつしみ』のVHSと『労働者M』のDVD、それから野田地図の『パンドラの鐘』のVHSを発掘し、それを渡す、と『パンドラの鐘』のVHSのボディの一部が欠損していた。おぉ。


どうやら、その筋では頻繁に使われているらしい用語を2つ覚えた。『スケルトン』と『ためさん』。『スケルトン』は不動産用語。『ためさん』はあるゲームで使われている言葉らしい。「今がためさんのチャンスだ」といった具合で使うらしい。「ためさん」。その響きがなぜか僕には面白く、むやみに口にだしている。「ためさん」。