東京から月まで

東京在住。猫と日常。日々のことなど。

『ウインド・リバー』

群馬から戻り、月曜からはまた通常営業。仕事いろいろ。12月に入り、師走と呼ばれる忙しい時期になり、なんとかなるだろうと思ったら、予想を超えた諸々がいろいろ。師走を侮っていたのか、俺は。おろおろと怯える。

とはいえ、やらねばならぬことをいろいろこなす。夜23時過ぎ、帰宅して、筋トレをしようとするも、なんだかお腹が空いてしまい、筋トレをやめて御飯を食べる。

テイラー・シェリダン監督『ウインド・リバー』ブルーレイで。こういった冬の北米の町を舞台にした作品といえば『ファーゴ』や『シンプルプラン』などあるが、なんというかそういう町の冬の辛さというものをどの作品もひしひしと感じる。たんに気温ということではなく、なんというか狭いコミュニティの生き難さというような。『ウインド・リバー』はさらにそこに先住民族の方々が受ける差別について言及されている。劇中で、この町にいることそのものが生まれてきた不幸であるというようなことを口にする若者が出てくるが、そのあたりの手触りというのは、直に感じないとわからないものかもしれない。凍てつく寒さの中で、まさに冷えた空気を大量に吸い込んだことで、肺が凍死するという熾烈な環境で起きたとある事件。実話を基にしているというのだからとてつもないなぁと思う。

そういえば、なんだっけ、以前に別の会社で働いていた時に映画好きの方からお借りしたDVDがあった。あれも冬の町を題材にした話だった気がする。白い雪に覆われた町の風景と、バスがでてきた。タイトルが思い出せない。なんだったけなぁ。